D'ac

元銀行員。子育てられ中。

英語がちょっとできるようになると気になる。翻訳家ってどんな仕事だろう? 

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英語ができるようになると、英語関連の仕事をしたくなるもの。私もそんな一人でした。英語関連の仕事と言っても、観光地のホテルなどに代表される接客業から、実際に海外出張などがある商社勤務や通訳まで様々な仕事があります。英語の先生なんかもそうですね。

 

 

ここでは、私のような自宅警備員でも仕事ができるであろう翻訳家についてまとめておきました!

 

翻訳家ってどんな仕事?


翻訳とは、ある言語で書かれた文章を他の言語に編み上げることです。文章の種類は小説などの文芸文書と取扱い説明書などの技術(実務)文書に分かれます。

 

翻訳家と聞けば、映画や小説の翻訳家を想像する人がほとんどかもしれません。しかし、取扱い説明書や特許明細書を代表とする実務翻訳も、もちろん大切なお仕事です。

 

 

映画や小説の翻訳家になるには?


映像翻訳の場合は、映像翻訳の学校に通うのが一番の近道でしょう。そこでコネなどをつくって・・・。映像翻訳をやっているような人に弟子入りするという手もあります。

小説の場合は、小説を自分で探してきて翻訳して出版社に持ち込む、ということが考えられます。ベストセラーなどの翻訳をいきなり新人が任せてもらえる、ということは考えにくいことです。小説の翻訳はある意味、普通に小説家になるのと同じような手順や難しさがあると考えておくといいでしょう。

 

 

実務翻訳者になるには?


こちらは、映画や小説の翻訳家になるよりもずっと簡単。まず需要が違います。とはいえ、映像や小説よりは簡単というだけで、誰でも簡単になれるというわけではありません。

 

実務翻訳者になるには、英語能力はさることながら、その分野の専門知識が必要とされます。
実務翻訳者になりたいのであれば、まず自分が何に詳しいか知識の棚卸をしましょう。今、技術系の会社に勤めている人であれば、その専門技術から入るのが一番いいでしょう。薬学や医学の心得がある人であれば、医療翻訳を検討してみてはいかがでしょうか。SEやPGの方はWEB系の翻訳家が一番手っ取り早いものと思われます。

 

 

翻訳家に求められるもの。


英語力、はもちろんですが、実は日本語力が大きなウェイトを占めてきます。これは英→日でも日→英でも同じことです。専門技術文書になってくると、英語の方が枠組みがしっかりしていて理解しやすくても、肝心の日本語が難しい、ということが頻繁にあります。日本語は何かと難しい言葉だな~と思わされますね。


あとは、調査能力でしょう。きちんと調べてモノを仕上げる。粘着質なタイプの人辛坊強い人が向いているのではないでしょうか。

 

折角英語の勉強を始めたのですから、活かしてみる方法として翻訳家を目指すというのもいいのではないでしょうか。幸い、今はネット全盛期。翻訳家になる方法やアクセス方法も広く開かれています。では、翻訳家になるための勉強方法や仕事の探し方については次回で。