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元銀行員。子育てられ中。

住宅ローン借り換え競争激化。ついに現金給付スタート。住信SBIネット銀行での借り換えで10000円プレゼント。

低金利競争が激化する中、金利だけでは差別化が図れなくなって、共働き世帯への家事クーポンだったり、女性への特約だったり様々な特典をつけることで低金利競争から一歩足をひこうとする銀行も増えてくる中、住信SBIネット銀行は借り換えに現金給付という特典をつけることで借り換え競争に臨むとのことです。

 

 

額は10,000円。

 

ちなみに、金利はというと、ネット専用住宅ローンの変動が0.65%。ミスター住宅ローンの変動が0.69%。固定は双方とも同じで10年が1.3%となります。金利も十分低いですねえ。(2015年6月現在)

 

ペアローン(夫婦二人で住宅ローンを組む場合)は、それぞれ10,000円貰えるそうです。
ミックスローン(金利を二つ組み合わせるもの)は一つのローンとみなされ、10,000円。
振込時期は2015年の10月末頃。

 

金利が高くて現金給付とかであれば、「いやいや、現金いらんから、金利下げろよ」といいたいところなのですが、金利も低いので大変魅力的です。団体信用生命(団信)も8大疾病も金利上乗せなしですしね。

 

*団信は多くの銀行で金利に組み込まれているので追加負担なし。8大疾病は0.3%ほど金利上乗せされることが多い。金利を見るときはサービスや保障を付帯したときに上乗せされる実質負担をみるようにしたい。ちなみにフラット35は団信が組み込まれていないため、毎年保険料を住宅ローン返済とは別に支払うことになる。

 

また、一部繰上返済も手数料なしときているので、繰上返済をどんどんしようと考えている人にもおすすめできます。

 

 

借り換えるべき人はどんな人?

借換えのポイントは

・残高1000万円以上

・金利差 1%以上

・返済期間10年以上

です。当てはまる人は、現在の低金利環境のうちに借り換えを検討してみてもいいかもしれません。

 

金利や保障・給付金以外に見ておきたいこと。

一点注意したいのが融資事務手数料。「融資金額の2%に相当する金額に消費税額を加算した金額」となっています。銀行によっては、「1.08%」(1%に消費税額を加算した金額)であったり、定額で324,000円だったりするので、借入金額によっては高くつく可能性があります。

 

住宅ローンはトータルコストをみて決めるようにしましょう。

 

住宅ローンの基礎についてはこちら。

peticonbu.hatenablog.com