住宅ローン借りたのに、まだその生命保険の保険料払い続けていくの?
住宅ローンを組んだあとは、もう、ただただ返済すればいいだけ。まあ、それはそうなのですが、住宅ローンを組んだ後というのは、家計の無駄を一旦見直すチャンスです。
これからの返済のためにも無駄を一掃しておきましょう!
ここで提案したいのは、生命保険の死亡保障の額の圧縮です。
住宅ローンを組んだあとに見直す・死亡保障。
就職したときや、結婚したとき。はたまた子どもが生まれたときなどに生命保険に入ったりする人は多いと思います。
そして、住宅ローンを組んだとき、それは、保険の保障額を減額するチャンスです。
保険の保障額を減額することで月々の支払いを圧縮しておきましょう。
住宅ローンには保障がついている。
住宅ローンを借りる際には、団体信用生命保険なるものに加入することが義務づけられることが殆どです。
団体信用生命保険(団信)とは、契約者が死亡・高度障害時に住宅ローンの残債分保険金が下りて、住宅ローンの返済が終わる優れた保険。
契約者のためにも、住宅ローンを提供している金融機関のためにも、必須の保険です。
つまり、住宅ローンを組むというのは、一種の死亡保障の保険に入ったようなものなので、今までに入っていた生命保険を見直す必要があります!
生命保険の保障。
結婚したときや子どもが生まれたときに入った生命保険では、契約者が死んだとき、遺された家族の居・食・住を何年か保証するような額のものをチョイスしているのではないでしょうか。
このうち、住居費分は契約者死亡時には、住宅ローンなしの住居がそのまま提供されるため、もはや必要なくなるはずです。
住居費分を抜いた残りの額で生命保険の死亡保障が出るように保険を見直しましょう。
死亡保障は、随時見直すべき場面がでてきます。
たとえば、子どもが巣立ったときなど。そうなれば、配偶者に必要とされる保障を残して、後は減額してしまいましょう。保険は入りっぱなしではいけません。随時、自分と家族のために、必要な額を計算して、賢く利用するようにしましょう。
以下では、保険の増額タイミング・減額タイミングを列挙しておきます。
増額タイミング
結婚したとき
子どもが生まれたとき
減額タイミング
家を買ったとき
子どもが巣立ったとき
ちなみに、色々な保障がごちゃごちゃと混ぜこぜでくっついた保険に入るのはお薦めしません。
ガン保険ならガンの保障だけでいくらか、とか、医療保険は医療保険でいくら、とか、全部バラバラでオーダーメイドできるような融通が利く保険を選ぶようにしましょう。
全部こちゃまぜだと、どの保障に対してどれだけの費用がかかるかのコスト算定が難しいです。
自分できちんと理解できるような商品を選ぶ。金融商品選びの鉄則です。
以上!
写真はhttp://www.photo-ac.com/から。