D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

ボーナス返済って実はちょっと損しているって気づいている人、挙手!!

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ボーナス返済って、いっつも思っていたんですが、ちょっと損ですよね?
だって、半年に一回しか残高が減らないんですよ?
半年分、利息がつきっぱ。

  

「ボーナス払いマジ損してる。ウケるww」の根拠を説明していきます。

 

毎月の返済

毎月の返済は以下の記事でも書いたのですが、毎月残高が減っていきます。

 

peticonbu.hatenablog.com

 (残高+利息)―返済金=新残高
で、次は、新残高についた利息の支払いをする必要があるわけです。
新残高は当初より減っているので、そのぶん利息額は少なくなっています。

ボーナスは半年間残高が変わりません。だから、その分、絶対損です。

と書いても、いまいちピンと来ないかもしれないので、めんどくさいけどノリノリで計算してみます。


単純比較するために3000万円を毎月8万円ずつ返済していった場合の半年後の残高とボーナス一回目(借入から半年後)の残高を比較することにします。金利は2%で。

 

毎月返済した場合

1か月目:30,000,000(残高)+50,000(利息)-80,000(返済額)=29,970,000円(残高)
2か月目:29,970,000(残高)+49,950(利息)-80,000(返済額)=29,939,950円(残高)
3か月目:29,939,950(残高)+49,900(利息)-80,000(返済額)=29,909,850円(残高)
4か月目:29,909,850(残高)+49,850(利息)-80,000(返済額)=29,879,700円(残高)
5か月目:29,879,700(残高)+49,799(利息)-80,000(返済額)=29,849,499円(残高)
6か月目:29,849,499(残高)+49,749(利息)-80,000(返済額)=29,819,248円(残高)

 

疲れた・・・。まだ読んでいる人いるんだろうか・・・。
毎月返済だと、前月に返済して減った残高に対して利息がかかってきます。だから、利息が毎月わずかながら減っていくわけです。


それが、ボーナスだと・・・。

ボーナス返済した場合。

ボーナス返済一回目
30,000,000(残高)+300,000(利息)-480,000(返済額)=29,820,000円(残高)

というふうに一気に半年分の利息がかかるので損をします!!

 (ボーナスだけの返済プランはありませんが、事案を簡略化するために設定しています。)

 

その差なんと、752円!!

 

え、イマイチ? うん。でも、ボーナスの方が残高減るの遅いよね? 分かるよね(´・ω・`)

 

ちなみに実際の返済では、ボーナス払いと月払いの残高(借入額)は異なるので、上記のようにすっきりと比較することはできません。

 

と、まあ(同条件の場合)半年間の返済でも752円も損をしてしまう、ということが白日の下に明らかになったのですが、実際に総返済額ではどの程度の差が出るのでしょうか。

 

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ボーナスありだと、総返済額が4179万円。

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なしだと、総返済額4174万円。フラット35の計算ページからもってきました。

 

ね? ボーナスありの方が総額で5万円も多くなっています!

ボーナス払い無しで毎月支払うのは、言ってみれば「毎月繰上返済をしている」のと同じ効果があるわけです。 

 

そもそも、ボーナスは業績給とも言われ、景気が悪くなれば無くなる可能性も高い報酬です。
これから住宅ローンを借りる人はなるべくボーナスを頼りにしない返済計画を。そして、既に借りている人が繰上返済をする場合には、ボーナス分から繰上していくようにしましょう!

 

以上!