D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

プレミアム商品券で本当に損したのは誰?

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みなさん、プレミアム商品券はもうゲットしましたか?
私はまだです。私のところは抽選なので外れたのかもしれません。詳細はまだ不明ですが。 

 私はそもそも結構直前までこのプレミアム商品券なるものの存在を知りませんでした。
テレビはみないし、新聞も全国紙で地方ネタに行きつくまでに挫折しているし。

 

母が、「あんたプレミアム商品券申し込んだ?」と聞いてくれなければ、たぶんスルーしていました。
んで、あとで「うぎゃー」ってなっていたと思います。

 

まあ、それすら気づかず生活していた可能性もありますが・・・。

 

さて、このプレミアム商品券ですが、私はこの存在を知ったあと、友人に「申し込んだ?」と訊いたところ、
「何それ? 知らんかった! めっちゃ得やん!」
という反応が返ってきて、一瞬固まりました。

 

いやいやいやいやいや。
違うやろ。これって、「申し込んだら得」なんじゃなくて、「申し込んでない人が損」なんですよ。

 

うちの自治体は1万円に2千円のボーナスが付くタイプなのですが、この2千円って税金です。


本来なら、一人あたり平等に返ってくるとか、納税額に合わせて還付するとか、そうゆうのが筋なんじゃないですかね。いやむしろ減税してくれよ、って。

 

申し込んだ人のお得分は、申し込んでいない人たちを含めて税金で広く負担させられています。

 

○○国が10人の村だったら。


○○国の人たちは年間1人1万円ずつ納税しています。
年間の税収は10万円。
あるとき、○○国のトップの人が人気とりのために、この税金から1万のクーポンがついた額面1万の商品券を発行します。抽選で5人。国庫からの支出は10万円。

 

抽選に当たった人は1万円の出費で2万円分の買い物ができるのでホクホクです。
外れた人はこの「国による強制的な宝くじのようなもの」に納得がいきません。


そうですよね? 全員から強制的に1万円回収して、最終的に5人で分けてしまったのですから。

 

昨年の税収は10万円。でも10万円ともばら撒いてしまったので、国庫は空っぽです。
仕方ないので、○○国は借金をして今年度の出費をまかなうことにしました。

 

めでたしめでたし。

日本とは言ってないよ? 全部ばら撒いたわけでもないしね。

 

そういえば、小渕さんのときも、ばら撒いてましたね。
あれは、子どもやお年寄り限定だったのかな?
抽選や早い者勝ちよりマシなのかも。効果はなかったという評判ですが。

 

早い者勝ちにしている自治体は揉めたところもあるようで。

 

こういうバラマキは他にもあります。
例えば、住宅ローン減税や生命保険の控除なんかもそうですよね。
住宅を購入していない人や生命保険を利用していない人なんかは、フルに税金を負担しているわけです。

 

「利用していたらお得」なんじゃないんですよ。「利用しなければ損」なんですよ。
でも、そのために住宅や生命保険を購入するのはやめときましょう・・・。

 

お金持ちから取り上げて貧乏人にばら撒いているんだったら、まあ、効果があるような気もするけど、プレミアム商品券に年収制限とかないしね。

 

と、あんまり納税していないぷちこんぶがぼやいてみました。