うつ病の人が捨てるべき二つのこと。
いまでこそ、適当人間で名を馳せるぷちこんぶだが、かつて鬱な時期もあった。
というか、うつ病だった。
この世から去るありとあらゆる手段を試したものだ。・・・嘘です。せいぜい二つくらい。
幸いにして、それらの試みは失敗に終わり、ノー天気なコンブがここに登場するわけだが、今の今に至るまでには様々なことがあった。始まりは学生時代・・・ 以下略。
今回はうつ病の人が捨てるべき2つのことという内容でお送りします。
1・向上心
まずはコレ。本当、ドラム缶にコンクリ詰めで海に投下してくるといいよ。
私は向上心の塊だった。理想が高い、とでもいうのかな?
まあ、とにかく自分をいつも叱咤激励して、いつも目標にまい進していた。
でも、今考えたら、そんなに向上する必要あるかな? って思う。
そんなにいつもいつも自分を奮い立たせてキリキリ舞うのは本当にしんどい。
ゼロにするのは難しいかもしれない。でも8割くらいは断捨離しちゃっていいんじゃない? 自分で自分を認めないとしんどくなるばかりで。
2・素直な心
どっかの社長なんかが言うわけ! 「素直な心で他人の批判も受け入れ、成長しなさい」って!
まずはおまえがな! なんて今だったら言えるけど(言わないけど)。あの時は言えなかった。そして、完全にパワハラだった。
素直な心って言ってみれば、ノーガードなんだよね。でも、それって、とっても危険。
だって、他人は自分の心を思いやってくれるわけじゃないじゃん。言いたいことを言いたい放題言う。それが他人。中には有益なアドバイスもある。それは認める。けれど、自分のことをとにかく批判・非難する声にそんなに「素直になる」と壊れる。間違いないね。
あらゆる批判を素直に受け入れる・・・そんなことができる人間はよっぽど心がつよい。私なんかとは別人種だよ。だから、私はこうする。
1・一旦は完全にシャットアウト。
2・こっそりと毒づく。
3・信頼できる人に愚痴る。
4・しばらくして衝撃が冷め止んだあたりで、自分のダメだったところを見直す。
いきなり素直な心で受け入れようとするとダメージが大きいので、反発という緩衝材を間に挟む。
そうすることによって自分の心を守るんだ。
素直な心を要求する人って、要するに「俺のいうことを聞け! 丸のみしろ!」って要求しているだけだからね。そこを間違えてはいけない。だれかに対して、そんなふうに無防備になってはいけないよ。
高―い向上心と素直な心を8割くらい捨ててきたら、人生はもうちょっと楽しくなる。本当だよ。
自分からの評価と他人からの評価をある程度適当にあしらう。そういう訓練をしていこう。
以上。