貰って嬉しくない出産祝い。
貰って嬉しくない出産祝いという記事がバズってますねえ。 個人的な見解とは書かれてありますが、この記事を読んで「あー、私間違ったんだ!!」って思う人がいるかもしれんので、一応書いておこうと思って。
これも私の個人的な見解ですが、私は靴を貰っても、積み木を貰っても、パズルを貰っても、嬉しかったです!
靴はできたら、大きめで。11cmとか12cmとかだと歩き出す前にサイズアウトするかもしれないので、13cmくらいがいいのかな?
積木とかパズルもね、なんだかんだ使えるし。自分で購入すると、自分の好みで選んじゃう結果、子どもの好みと異なることもあるんですね。よく、「子どもは自分の好みや教育方針で育てるから、子どものおもちゃなんかも厳選して・・・」とか言う人を見かけますが、子どもは子どもで一人の独立した人間ですから。親の思い通りにはいきません。親が良かれと思って用意したものよりも、人がくれたちょっと古いおさがりの方がお気に入りなんてこともありうるわけで。
実は失礼なことに、貰った服のセンスが全然私のものと違ったので、「これ、どうしようかな」なんて思ったこともありました。
けれどね。子どもってとにかく服を汚すんです! 全部自分の好みで服を揃えるなんて不可能。だから、結局かなり役に立ってくれて、今では感謝感謝。
もらえるものはなんでも嬉しいです。
ただ、「こんなん貰って困る」って言う人の意見も分からなくもないんです。
出産祝いって言ってみれば、お中元とかお歳暮みたいに形式(儀礼)化しているんですね。だから、プレゼントと言っても、内祝いなるお返しが必要なわけで。貰った側も金銭的出費が生じます。
「こちらも負担があるんだから思い通りのものが欲しい!」って気持ちが湧き出るのも仕方ない。
産後ひと月で内祝いの内容を決める負担は人によりますが、結構つらい。
「あの人がくれたもの役に立たないのにお返し考えるのめんどくさい!」となる可能性はあるわけで。
たぶん、仲良しさん相手にはそうはなりませんが、儀礼的なものだったり、不仲な義理家族からだったりすると更にそのリスクは増す感じで。
思うんですけど、出産祝いの相場を半額くらいに抑えて、内祝いにお返しを贈るなんて風習をなくせばいいんじゃないでしょうか。
これって、出産祝いだけじゃないですよ。結婚式とかでのお金も、沢山の引き出物やお返しなんかの費用が含まれていますよね。引き出物をゼロに、お返しもなしにして、ご祝儀で包むお金の相場を抑えればいいんです。
そうなれば、不要な贈り物に対する不満は減るかと。
出産祝いだって、「あんまり使わないけど、気持ちが嬉しいわ」くらいで、納得できるんじゃないでしょうか。
なんてことを考えました。「出産祝いあんなのいらない」以上に「内祝いあんなのいらない」っていう意見の方が世間には多いような、そんな気がします。
以上。