D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

最近の市場の大荒れをザックリと解説してみたよ!

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久々に会った夫に「株価だいぶ戻ってきたね!」と話題をふると「ん?」という可愛い顔をされたのが今日朝一番の出来事。
株価が落ちていたことも知らなかったそうな。ということで久々ですが、夫に説明する経済コーナースタート!

 

夫のスペック。
・経済などにあまり詳しくない。
・でも多少は興味がある。
・ラブライバー。(この設定、もういらない?)
・右の生え際がちょっと気になるお年頃。

 

ここ最近の株価急落と反発。その概要と原因についてザックリとまとめておくよ。

 

中国の景気が想定以上に悪いみたい!!

世界中で株価急落!

そろそろ底かな? ということでお金が戻ってきた。←いまここ。

 

今後しばらくはこの不安定な地合いが続くと考えてOKって感じなのかな?

 

どうして中国の景気が悪いと受け止められたのか。

これは、こちらにも一応書いたつもり。 

peticonbu.hatenablog.com

簡単に再度説明すると、人民元の基準値を中国が引き下げた。それは、表向きは「人民元の国際化」って言っているけど、本当の大きな目的は「輸出企業の支援」。中国は金融緩和を相次いで行っているけど、結局のところ効果がイマイチで、ついに「人民元の切り下げ」まで行うことになった。


それで、みんなが「これ、中国マジでヤバいんじゃないの?」って思ったってこと。

 

実際、中国の景気指標はどこもとことん悪い。
新車販売台数も落ち込んでいるし、住宅投資も落ち込んでいる。それに、昨日までに発表された中国の国有銀行の決算(1-6月期)も急減速している。
中国はいままですごい勢いで成長してきた。だから、今の減速風景を評してみんなこう言う。

 

「新常態(ニューノーマル)だ」

 

まあ、ニューノーマルが緩やかな成長ならいいんですけどね。中国はGDP伸び率を7%の設定をしているけれど、そして7%は達成しているなんて言っているけれど、実際には5%くらいじゃないか、という声もあったりして、政府公式統計発表の信頼性も薄い。そういう中国に対する不安はあるんだよね。

 

ということで先週に引き続き今週も相場は大荒れでございました。

 

どのくらいの変動だったの?

日経平均は6日続落。その6日間で2813円もの減少に。
人によっては魔の6日間だったことでしょう。
投資していない人や、投資をしていてもある程度長期で腰を据えてやっている人は、まあ普通のウィークデイだったと思いますが。

 

ちなみにこの減少幅はリーマンショック以来。ほんと、一時はどうなることかと思ったね!

 

相場変動の引き金をひいた本当の犯人。

今回の相場変動は中国の景気減速が犯人扱いされていますが、実のところ、中国の人民元切り下げの引き金を引いた犯人はアメリカだと言われています。

 

というのは、人民元はアメリカに緩やかに連動しているんですね。
アメリカドルは利上げも待たれる中、先高観が強い。中国景気は失速しているのに、強いアメリカドルにひきつられてこれ以上上昇するのはヤバい。そう考えると中国人民元切り下げは仕方なかった。

 

そう考えると、今回の相場急落の犯人は中国ではなくアメリカだ!

今回の相場大荒れを受けて、アメリカ利上げ9月は先延ばしされそうな予感・大☆

 

アメリカの利上げ

「アメリカの利上げ」。今世界経済を語る上で、これが一番大きなキーワードでしょう!


アメリカが利上げをすると、世界中にばら撒かれたお金がアメリカに逆流していきます。新興国や資源に依存した国の通貨がアメリカ利上げを見越して売られています。

 

今後、それらの資金流出が新たな危機の引き金になるかもしれません。ということで、アメリカが利上げを行うまでしばらく市場は神経質な動きを続けることでしょう。

 

アメリカ利上げについても、こっちにちょろっと書いてあるので参考にしてね。 

peticonbu.hatenablog.com

 

 

相場が何となく戻ってきたわけ。

急落した相場ですが、鼻ほじりながら「これどこまで落ちるのかしら?」なんて思っていたんですが、なんか戻ってきています。


相場が戻ってきた理由はまあ、いろいろありますが、一番言われているのが「企業業績をみると、そんなに悪くない」ていうことらしいです。はい。株式相場の落ち込みは実体経済を反映させていない、ということ。


ま、この辺の相場観とかは新聞とか読むと色々載ってますが、ポジショントークかもしれないので、鼻くそほじりながらチェックすることをお薦めします。

 

金融相場の落ち込みが実態経済に波及することなんかよくある話で・・・。

 

今後、どうなるのか?

アメリカが本当に利上げを9月に行えるのか。それを巡って神経戦がたたかわれることでしょう。アメリカの利上げに先駆けてか、遅れてか、世界経済が大きく(あるいは細かく)動くことが予測されます。


世界的な過剰流動性が正常に戻るためには、ある程度の調整が行われることは必然です。
(世界的にお金をじゃぶじゃぶ注ぎ込んでいたのが、正常な状態(じゃぶじゃぶじゃない状態)に戻る過程において、まあ、あちこち影響が出ても仕方ないよねってこと!)
いつまでもこのじゃぶじゃぶ状態を続けるわけにはいかないわけで。

 

しばらくは大荒れな予想です。長期投資をコツコツとしている人や投資をしていない人は、まあ、嵐を横目で見ながら、普通の生活を送るようにしましょう。

 

短期投資家で実力のある人はこの相場の急変動でめっちゃ儲けているようです。腕に覚えがある方はがんばってきてください。

 

更にザックリなまとめ。

中国やばいし、アメリカ利上げの影響もやばいから、株とか売られちゃったよ!!
でも、下がった今がチャンスだから買いに走った人たちもいっぱいいたよ!!

 

以上。