D'ac

元銀行員。子育てられ中。

専門性と英語力を同時に向上させる楽しい英語学習法。

英語を勉強するのはいいけれど、専門的な分野で英語を勉強したい。
もしくは
翻訳家になりたいから、手っ取り早く英語力と専門を身に着けたい。

 
そういう人のために専門を磨きつつ、英語力を身に着けるのにちょうどいいものをまとめておきます。

 

1・Coursera 

Courseraというのは世界の大学の授業をネットで受けられるというもの。
分野は以下の通り。
Arts
Biology & Life Sciences
Business & Management
Chemistry
CS: Artificial Intelligence
CS: Software Engineering
CS: Systems & Security
CS: Theory
Economic & Finance
Education
Energy & Earth
Engineering
Food and Nutrition
Health & Society
Humanities
Information Tech & Design
Law
Mathematics
Medicine
Music, Film, and Audio
Physical & Earth
Physics
Social Sciences
Statistics and Data Analysis
Teacher Professional


こんな感じで割となんでも勉強できます。

 

私は携帯アプリで入れているので、外出中とかちょっとした空き時間なんかに聞くようにしています。
とは言っても、「CS: Software Engineering」と「Economic & Finance」くらいしか受けたことはないんですけどね。

 

専門的な英語を学ぶのにちょうどいいでしょう。
内容的にも、大学の教養講座くらいなものが多いので、各分野の入門としてもちょうどいいくらいです。
英語の聞き取り自体の難易度は、TOEICなんかよりは難しめ。普通のニュース(アナウンサーではない話者のもの)よりは簡単な感じです。

 

中には、聞き取りにくい先生もいるので、その場合はあきらめるのもよし。
頑張るのもよし。

 

これだけの授業が無料ですからね。
いい時代になりました。

 


メリット
無料!
その専門分野の入門的なことを英語で学べる。
大学で専門でやったことを英語で学びなおす、という使い方も有効。

 

デメリット
拘束力がないので続かないことも。

ま、続かなくてもペナルティはないので、つまみ食いしていく形でも楽しいっちゃ楽しいですよ。

www.coursera.org

 

2・Twitterでニュースやその道の専門家をフォローする。

こちらも、金融経済系しかわかってないのですが・・・。
例えば、私がフォローしている人で言うと、
https://twitter.com/TheEconomist
https://twitter.com/ReutersBiz
https://twitter.com/FT
とか。


私がフォローしているのは8割くらいはニュースサイトです。
フォローしすぎて読めてないのがほとんどですが。

 

タイムラインに流れてくる2,3行の英文でも割と専門用語の勉強になるのでお勧めです。
ニュースサイト以外にもそのニュース局の編集者とかリポーターとか、そのへんも面白いですし、金融経済ではない場合は、その道の学者さん(大学教授など)をフォローすると楽しいでしょう。


専門的な内容をコンパクトに勉強することができます。

 

誰からフォローしていいかわからない場合なんかは、興味のある分野の雑誌や新聞などをフォローしてみましょう。
そうすれば、勝手にTwitterがおすすめしてくれたりします。
面白かった本(海外もの)の著者なんかもおすすめです。

 

気が付けば膨大になっています。
全部読まなきゃ気が済まないというマメな人間にはお勧めしません。
私のように覗いたときに読めるやつだけちょろっと読むという人にはいい方法。


メリット
短い文章から勉強できる。

デメリット
気を付けないと増えすぎる。
わけがわからなくなる。

 

3・新聞記事から。

専門が私のものに偏って申し訳ないのですが・・・。
例えば、先日こんな記事が出ていました。

 

FRB大手銀に新規制。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM31H16_R31C15A0FF8000/
こういう海外発のニュースを見たら、何個かキーワードをピックアップして検索をかけます。
この場合は、「frb new regulations on bank」って検索。
それで出てきた記事がこちら。
http://www.cnbc.com/2015/10/30/fed-proposal-aims-to-stop-too-big-to-fail.html

 

ま、大体おんなじ内容です。
照らし合わせて読むといろいろ理解が深まる。

 

ちなみに、こういったニュースは英語のほうが簡単です。
上の二つなんですけどね。
日経が

大手行だけで1200億ドル(約14兆円)の追加調達が必要になる見通し。

CNBCが

Six of eight key U.S. banks would need to raise an additional $120 billion to meet the requirements


っていうところで大体対応しているんだけど、日本語って難しいな~って思います。
新聞とか読んで理解できないときに、英語で読むとわかりやすいってことが結構ある。

 

ちょっと上の例ではわかりにくいんですけど(というか、何かちょうどいい例があればまたピックアップしますが)、日本語っていろんな意味の言葉をすごく凝縮して短縮して表現する。
動詞の名詞化。かつ短縮化。
これのせいで、一文を読むだけでもかなりエネルギーが必要なことがあって。
限られた文字数で意味を伝えるのには日本語のほうが向いているけれど、英語のほうが簡単な表現で説明されていて楽だな~なんて思うことがしばしば。
って話が逸れてすいません。

 

まあ、そんな感じで海外発ニュースの単語をピックアップして原文データを拾ってきましょう、というのが3番目の方法です。

メリット
大体同じ内容の日本語が手元にあるから楽。

デメリット
なんだろうね。めんどい。とか?

 

ということで以上3点、専門分野の英語力を伸ばす方法についてまとめてみました。
簡単にまとめておきます。


1・Courseraで専門の授業を受けよう!
2・Twitterで専門分野のニュースサイトもしくは専門家をフォローしよう!
3・新聞記事などから英語のサイトを読んでみよう!

 

1つでも2つでも、負担のない形で勉強を進めていきましょう!

以上! 

 

追記 1と2は携帯でできるので楽。外出時、通勤時などにぜひ!!