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元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

ますます過熱?低金利競争。三菱UFJ銀行がネット証券で住宅ローン提供開始。

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住宅ローン金利の指標となる長期金利が0.2%台という歴史的低水準で推移する中、低金利競争に拍車をかけるニュースが発表されました。

 
三菱東京UFJ銀行が1月末から、ネット証券を経由して住宅ローンを取り扱うとのこと。
三菱東京UFJグループ傘下の証券会社といえば、みなさんお馴染みのカブドットコム証券ですよね。
金利は、三菱東京UFJ本体が取り扱うものよりも低い0.58%(変動タイプ)。

 

ネット専業銀行の低金利攻勢により、メガバンクは住宅ローンシェアをじわじわと落としていましたが、ネット証券を通じて低金利競争に参加することで、ネット戦略の強化を図る見通し。

ちなみにネット証券を通して住宅ローンの仲介販売をするのは今回が初めてとなります。

 

ネット証券の利用者はそもそも数字に敏感だろうと考えられます。
またネットでの金銭的なやりとりにも慣れていることから、三菱東京UFJの住宅ローンシェア回復に大きく貢献するのではないでしょうか。

 

2016年1月の金利をみてみると、
住信SBI銀行が0.588%(変動)
ソニー銀行が0.589%(変動)
と金利の低さで定評がある銀行はどこも0.58%台で拮抗しています。
事務手数料などの実質負担費用も併せて比較することが必要となってくるでしょう。

 

現在非常に低い金利水準にあるとあって、変動金利は非常に魅力的です。
住宅ローン減税での負担軽減策も加味すると、実質的に金利負担はないに等しいわけですから。

 

とはいっても、変動金利は急激な金利変動のときに思わぬ負担となる可能性があります。
いざというときには、全返済が可能である場合や金利をきちんとチェックして逃げ足を早くしておく、などの対策が取れないような人は、金利が低い今のうちに全期間固定の住宅ローン利用に変更しておくのも一つの手ではないでしょうか。

 

以上。