D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

貯金って何?

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先日、「貯金してる?」って訊いたら、「貯金ってどこから貯金なの?」って訊かれたので、思うことを徒然と書いていこうと思います。

 

まず、言葉の定義としての「貯金」から。

定義としては、「貯金」はゆうちょ銀行に預けているお金のことを指します。「預金」はその他銀行への預け金。だから、預けているお金全般の話をするときには、「預貯金」って言ったりします。だって、そうしないと、「私、貯金ないわ。預金ならあるけど」なんてめんどくさい揚げ足取りをする人が現れたりするからです。貯金も預金もないのが私です。

でも、今回の話は、預金と貯金の違いの話ではなくて、どちらかと言うと、「口座残高と資産としての貯金の違いはなに?」ってことなので、そのへんについて話をしていきます。

貯金はどこから貯金か。

たぶん、これって、その人の心の持ち方次第なんですよね。
私は10万円入ってたら貯金あるよ! って言いたくなるんですけど、人によっては、「節子、それ貯金やない。残高や。」って言うと思います。

そんなことは不可能だと思いますが、貯金を万人に共通する単語として定義づけするのであれば、貯金というのは、「当面使わなくてもいいお金」ではないでしょうか。つまり、毎月20万口座に振り込まれるとして、次の給料日前にはほとんど空っぽになる場合には、その20万円、今まさに口座に入っているとしても、ただの残高です。

 

そうじゃなくて、口座に今あるし、おそらく2,3か月後も口座にあるであろうお金のことは貯金と言って差し支えないかと。

 

だから、別に定期預金として分別して管理している必要があるか、と言われるとそんな必要もなくて、とりあえず、なくてもとりあえず生活していけるお金、それが貯金なのではないでしょうか。

 

定期は貯金と言ってもいいが、投信は貯金とは言えない。

ちなみに、とある銀行が、「貯金とは何か」的な話の中で、毎月NISAで積立しましょうね。っていうような話を展開していて、ちょっとびっくりしました。「節子、それ貯金やない。投資や。」

投資というのは、確かに資産形成の一環ではありますが、マイナスになる可能性もあるリスク性のもの。貯金というのは、当面使う必要がないお金ではありますが、いざというときにはやはり使わないといけないもの。投資というのは、「いざという時」に使うお金ではないんですよね。解約も計画的に行わないといけない。だって、リスクがあるから。マイナスの時もあるから。そういう意味では、「貯金」を問う場面で「投資」を勧めるのはちょっとおかしい。

貯金がある程度あれば、投資もしてもいいかもしれない。でも、貯金を解説しつつ、これも貯金ですよ、って言って投資に誘うのはどうか。そんな風に思うわけです。

 

そんな感じで徒然なるままに思ったことを綴ってみたのですが、別に貯金額なんて誰に公表するものでもなく、自分で勝手に管理するものなので、残高だろうが、貯金だろうがどっちでもいいっちゃいいですよね。

以上。