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D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

夫に漢字が多いとわかりにくいんだよ!と言われたので、反論してみる。

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夫が突如、「確定拠出年金ってわかりにくいよね?」って言いだした。

「大体さ、漢字が多いとわかりにくいんだよ。なんか煙に巻こうとしているっていうか。陰謀を感じる!」

 

確定拠出年金ってわかりにくい?

ここで訊いているのは、「文字として理解しがたいか?」っていうこと。
確かに制度内容はわかりにくい。手数料がかかるとか、税金の控除が受けられるとか、受け取り時にも優遇があるとか、投信とか定期とかいろんな商品を選べたり、金融機関も選択できたり、とにかくわかりにくい。でもさ。ネーミングとしてはいいんじゃないかな、って思うんだけど。
 
だって、拠出が確定している年金、だよ。
別の年金の名前は確定給付年金。つまりその名のとおり、給付が確定している年金! わかりやすくない?
 

DCって言われたほうがわけわからない。

「個人型DC」って聞いた方が、もっとわけわからないと思うんだけどね。確定拠出年金、内容はともかくとして、名前としてはいいんじゃないかな、って思うんだけど。
 
 

たくさんの平仮名の解説を読むのと、短い漢字を読むのとどちらがいいか。

「毎月の支払い額が決まっている年金」とか書いてくれたら、意味は判然とするのかもしれないけれど、毎度毎度「毎月の支払い額が決まっている年金」って言っていたらしんどくない? 漢字が多いと一瞬ウッとなるかもしれないけれど、漢字って、それだけで意味を伝えてくれるから、短い文字数で意味を明らかにしてくれるという点でかなり優れている。だから、やっぱり、確定拠出年金は「毎月の支払い額が決まっている年金」じゃなくて、確定拠出年金でいいんじゃないか。DCは「Defined contribution」だけど、やっぱり、漢字のほうがいいんじゃないか。
 
 

法律や税金は難しく書かれている。

確かに、この指摘は正しくて、法律や税金の文言は結構難しく書かれてある。法律のカタカナ表記が改まったのも、私が学生時代なので結構最近の話(え? 最近じゃないって?)。昔はかなり意図的に、法律なんかは難しく書かれてあって、一般人のアクセスを制限した。
けど、今だったら、ググればいい。結構な数の解説サイトが出てくる。情報の民主化はいい感じに進んでいるように思える。
 
 

でも最後は公式サイトでチェックしてね。

税金の話なんかでいつも思うのだけれど、やっぱり、一番いいのは国税庁のホームページをチェックすることが一番いいんじゃないだろうか。一般の解説サイトだと、情報が古かったり、間違っていたりすることもある。その点、公式サイトは安心できる。
 
使ってある漢字は多少難しめかもしれないけれど、その分、その文字の中に意味が入っている。ひらがなが多い平易な解説をたくさん読むのと、漢字が多いけれどコンパクトにまとまっているもののどちらがいいか、というのはその人の趣向によるのかもしれないけれど、あまり苦手意識を持たずに目を通せば、結局どちらを読むのもかかる時間は同じだったりすることに気づいたりもするんじゃないだろうか。
 
以上。