D'ac

元銀行員。子育てられ中。

AIで人事が不要になるかもしれない。結婚相手とか友人探しも苦労しなくなる?

この間、ニュースで、人材紹介のビズリーチとヤフー、米セールスフォースが人の配置や評価をコンピューターが行えるようにすると発表しました。働きぶりや今までの評価などをもとに、AI(人工知能)が人を評価するとのこと。

 

会社いても、結構「人事よ。なぜ、この人を採用した・・・?」みたいな人はいっぱいいるし、AIでそういったミスマッチを防げるならいいことなんだろうなあ、って。
なんだかんだ、日本はやっぱり新卒を重要視するし、入り口で間違えが起こらないほうが、後々も会社にとっても従業員にとっても幸せなことに違いない。


さてさて、先日、新生銀行もAIで融資判断をする、みたいな記事を書いたところでした。

peticonbu.hatenablog.com


新生銀行は筆跡や服装や性別などで、その人がいくら借りられるかを判断するAIを導入するというお話でした。

この話を聞いたときも思ったんですが、この技術とかあれば、「人を見る目がない」問題が解決するなあって。恋人も伴侶も友人もAIで決めることができるんじゃないかな。
ちょっと味気ないけれど、合理的かもしれない。

そしたら、結婚相手も国が決める、なんてこともあるかな、って考えてたら、そういう話あったな、って思いだした。

恋と嘘(1) (講談社コミックス)

恋と嘘(1) (講談社コミックス)

 

 政府が結婚相手を決めるってマンガ。(ザックリしすぎって夫に怒られそう)
面白いよ。最新刊まだ読めてないけど。

 

とはいっても。

コンピューターが判断するだけの基になるデータを集めるのは、結構難しいように思えます。
友人とか夫婦関係とか。夫婦とか、そのカップルがどうだったら40年連れ添うことができるのか、とかってデータ蓄積に時間かかりすぎるし、時代もあるだろうし。

その点、融資や人事判断っていうものは今までのデータの蓄積があるから判断しやすいでしょうね。
それにしても、どういう人だったら、人事評価が高くて、お金をいっぱい借りられるのか、コンピューターがどう判断しているのか、気になります。そのうち、AIの判断に対する「傾向と対策」が練られて、イタチごっこになるんだろうな、なんて考えると、それもまた楽しそうです。

ということで以上です。