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D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

既に何かある(持っている)と新しいことに取り組みにくくなる。

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前回記事で、勉強していると「これ本当に役に立つのか?」みたいな疑問がわいてくる、という話をしました。

 

peticonbu.hatenablog.com

これって、特に今何かある(持っている)人の方がよく持つ疑問なのではないでしょうか。

私が英語を始めたのは20代半ば。失業がきっかけでした。再就職はすぐに決まったのですが、スキルなしでできる仕事。しかも非正規。つまり、気持ちとしては崖っぷち。そんな中、英語を始めたので「これなんとかならんと、もうどうにもならん」なんて切迫感がありました。
とはいえ、「いまさら英語やってもどうしようもないやろ?」みたいな誘惑(逆誘惑?)もあるにはあったのですが、学歴とかと同じで「あってもどうしようもないかもしれないけど、あったほうがマシ! 飾りに過ぎなくても持っていたほうがいい!」の精神でなんとか勉強を続けることができました。

今、30オーバーで技術的にも数学的にも素養がないのに、AI(人工知能)開発やるぞ! なんて言っていますが、今できることが英語と金融、どちらもAIに代替される可能性が極めて高い分野です。つまり、数年後、私仕事なし確率極めて高し…。ということで、お尻に火が付いた感じで勉強をすることができています。(まだ高校数学やり直し中)

こんな話を友人にすると「よくいまからそんだけガツガツと勉強できるね。すごいね」なんて言われます。でも、言い返させてもらうと、「そりゃあ、安定継続雇用があるから、そんなに勉強しなくてもいいでしょうよ!」ってことです。

私はしがないパートタイマー。弱小経営のところのお手伝いなので、いつ来なくていいと言われるやら…という感じで戦々恐々としながら日々を送っています。あとは在宅ワークでライター業を細々と。どちらも何の保証もないわけですね。10年後生き残れるかは、割と切実な問題だったりします。
子育てが落ち着いたら金融機関とかに…って思っても、AIに代替されそうな窓口仕事はなくなりそうですし…。

私が20代からずっと勉強を欠かさずやってこられたのは、やはり、「何もない」という状態に放り込まれていることが一番の理由であることは間違いありません。

もちろん何か今特筆すべきスキルがあるような人は、下手に他ジャンルに手を出すよりも、今ある技術・スキルを伸ばしたほうがいいに違いはありません。だから、夫は今ある仕事をいろんな角度から広げる事ができるように最近はきちんと情報収集を怠らないようにしています。(けしかけ成功)

新しいことにいつもチャレンジすることが必ずしもいいとは限りません。もしかしたら、今あるものを大切に伸ばしたほうがいい結果に繋がることもあるでしょう。でも、今ある自分のスキル、そして、それを伸ばすのがいいのか、新しい方向へシフトチェンジした方がいいのか、そういったことを定期的に確認して方向性を見極めるのは大事なのではないかなあ、なんて思った次第です。

そういう意味では、既に何かある人、現状に満足している人、というのは、ちょっと注意しておかないと気が付けば何か手遅れになっているようなこともあるのではないでしょうか。


と何やら上から目線なお話になりましたが、まとめるとこうです。

「私はなんもないから勉強してんだよ!! 高スキル、安定雇用、羨ましすぎるぜ!!」

以上!!