D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

2016年7月のフラット35金利、ついに1%割れ!! 1%割れの意味と今後の方針と。

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先月はイギリスがEUを離脱することを決定し、長期金利は再度過去最低を更新していました。
ということで当然の流れ。お約束。フラット35は再度過去最低を更新することに!
過去最低を更新するだろうな、というのは予測していたところなのですが、なんと、その数字はついに1%を切ることになりました。

 

返済期間が21年以上35年以下のフラット35(融資率9割以下)の金利はなんと0.930%!
そのほかの金融機関もおおむね過去最低金利を更新しています。
フラット35が1%割れとか、本当に借り換えたくて仕方ないのですが、うちは借り換えできないので、涙を呑んで他の方の借り換えを応援したいと思います…。

お伝えしたいことは以上のとおりです。
ではでは以下は注意事項やら、今後の方針なんかです。

 

住宅ローン金利が1%を割ることの意味。

住宅ローンを利用すると、住宅ローン減税といった制度の適用を受けることができます。これは、年末時点での住宅ローン残高の1%が支払い済み所得税・住民税から還付されるというもの。
この制度の意味は、「住宅ローン利用者の金利負担を軽減させよう」というところにあります。
金利1%割れで利用できるということは、つまり、金利負担以上にお金が返ってくるかもしれないということ。つまり、実質、マイナス金利、お金をもらいながらお金を借りることができることを意味します。
*住宅ローン減税は借り入れ当初から10年間の適用になります。

 

住宅ローンの金利は実行月のものが適用される。

これは再々お伝えしているところなのですが、住宅ローン金利は実行月(お金を実際に借りる月)のものが適用されます。だから、「今月の金利がめっちゃ低いから今月の金利で借りたい!」と思っても、「さて、今からモデルルーム行こうか」では間に合いません。
金利については、ある程度長期的な見通しを立てて、住宅購入計画を立てたいところです。

借り換えについては割合迅速にできるので、「そろそろ借り換えを検討している」という方は必要書類の準備や、借り換え先の金融機関の書類作成など、なるべく前倒し前倒しで動くようにしたいところです。

 

今後の金利選択のベストプランとは?

少し前であれば、変動金利をチョイスするのも戦略としてはアリ、だったでしょう。
ただ、10年固定金利は変動金利を下回り、35年固定でも1%割れの現状では、変動金利のメリットはそれほど感じることはできないでしょう。
とはいえ、10年固定は10年経過後に特約が外れるため、金利はもれなく上昇します。

以上から、おすすめの住宅ローンプランは以下のとおりです。
・10年ほどでほとんどのローンを返し終わる人。
10年固定。

・それ以上かかる人
35年固定(フラット35)
*場合によっては、フラット35と変動金利ミックスで。(変動金利分のローンを早く返すように心がけること)

 

今後の金利見通し。

先月はイギリスのEU離脱決定のため、長期金利が大幅に下がりました。その中には、今後の経済の見通しの不透明さによる日銀の追加緩和観測も含まれています。
追加緩和が7月に行われなかった場合には、来月8月の金利は多少上昇すると考えられます。

ただ、イギリスのEU離脱交渉が世界経済にどれほどのインパクトを与えるか今のところ読み切れないこと。アメリカのトランプ大統領誕生の芽があることなど、様々な要素を加味すると、しばらくのところ金利は低位推移することは間違いなさそうです。

ということで、住宅ローンの借り換え、新規購入を考えている方は、まだまだしばらくは金利面ではいい環境にあることは間違いありません。
準備していきたいところです。

以上。