D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

2016年8月フラット35の金利はまたまた過去最低を更新!けれど、これが最後の過去最低となるかも?

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2016年8月のフラット35は再度過去最低を更新しました。

借入期間21~35年の最低金利が0.9%(0.03%引き下げ)。
これで2か月連続の引き下げになります。

 

なぜ再度の引き下げとなったのか。

フラット35の金利は前月の長期金利を反映して決定されますが、先月(2016年7月)は日銀の追加緩和に対する期待が高まっていた結果、金利が下がっていました。そのため、今月(2016年8月)のフラット35金利も引き下げられることとなった模様です。

 

これが最後の過去最低更新になるかもしれない。

フラット35および、他の大手各行も8月の住宅ローン金利を引き下げましたが、一方、7月末の日銀の追加緩和は予測よりも小規模なものにとどまり、日銀が9月には金融緩和の見直し(総括)を行うと発表したため、住宅ローン金利のもととなる長期金利は上昇しています。

日銀の9月の総括次第では、マイナス金利の撤回が行われる可能性があるかもしれないとも伝えられています。

 

どちらにしても、今のままだと9月金利は上昇する。

再度追加緩和を打ち出さなければならないような偶発的な世界危機なんかがない限り、9月の日銀総括に向けて、8月の長期金利は多少上昇した水準を保つことは間違いなさそうです。
となれば、2016年9月の住宅ローン金利は間違いなく上昇するとみていいでしょう。

 

9月以降の金利は日銀総括と世界情勢次第。

先月の日銀の金融緩和では、ETFの買い増しだけが伝えられました。そのことから、国債の買い増しやマイナス金利の深堀が難しいのではないか、と予測されています。
9月の総括次第では、金利が更に上昇する可能性もあるのではないでしょうか。

ただ、イギリスがEU離脱を決定したときのように、世界的に経済に影響を及ぼす大きなイベントが起これば、再度日銀は追加緩和を打ち出さざるを得ないため、金利は再度低下すると考えられます。

つまり、ここ近年ずっと言われている動きと同じことがここでも当てはまるわけです。
政治・経済情勢が堅調→緩和引き締め→金利上昇、株価下落。
政治・経済情勢が悪化→緩和→金利下落、株価上昇。
中央銀行次第で決まる、ってわけですね。

 

中央銀行の神通力の限界。

でも、中央銀行(日銀)の神通力がこれからも通用するかは疑問符がついているようです。現に、国債買い増しやマイナス金利の深堀が不可能ではないか、と受け止められています。とすれば、ここからの金利動向は更に読みにくくなることは間違いなさそうです。

 

借り換えにはベストな時期。

金利水準をみると、今ほど借り換えに適した時期はないでしょう。私も借り換えたいです。

新規購入の方は、長期的な金利水準を念頭に、ライフプランをしっかり立てて慎重に判断するようにお勧めします。

以上。