D'ac

元銀行員。子育てられ中。

挫折しそうになったときに考えておきたいこと。

6月あたりから、急に思い立ってAIというかなんというか、機械学習の勉強をしていますが、最近だんだん辛くなってきました。

 


数学ⅢCはまだ良かった。参考書もいっぱいあるし、わからなかったら別のものに当たればよかったから。大学数学はテキスト的には悩ましいものがあるにしろ、一応順番があって、それに沿って行けばそんなに迷うこともなかった。ここまでは一応順調。
 
でも、実際機械学習を学ぼう、と思ったときに結構わからない。数学知識が欠けているのか、冷静さを欠いているのか、何が足りなくて、そこに辿り着かないのかがよく分からない。数学の知識が不足しているにしても、今までに当たったテキストには、記載されていないような記号。概念。大枠では理解できるのに、細かいところで躓く。
 
あかん…。ここまできて(ってそんなに来てないけど)、挫折しちゃうかも…。
 
ということで自分に言い聞かせる意味で、挫折しそうになったときに考えておきたいこと、をピックアップしておきます。今までの経験から役に立ったこと、これから考えておきたいこと、です。
 
 

十分タスクを細分化したか。

大体、躓くときはおおざっぱに躓きます。
分からないことがあるときは、それを細かく分けていくこと。どれが分からなくて(出来ていなくて)、どれはわかっているのか(出来ているのか)を明確にしていくこと。
それが出来ていないから、「なにがなんだかわからない」という事態に陥るわけで。
でも、「何がなんだかわからない」というのは、手抜き以外のなんでもない実際にはわからないこととわかっていることが入り乱れて、細かく分けていけば、次にやるべきことが見えるはずだから。
だから、挫折しそうになったときは、自分が実際には何で詰まっているのか、を明確にする作業を時間を惜しまずやること。
分からないところが明確になったら、そこに遡るための労力を惜しまないこと。
 
 

挫折しそうなくらい難しいことにトライするのはいいことである。

私にとって難しいことは、たぶん、他の人も最初には難しいことである…と思う。
取り組むのであれば、難しければ難しいほど良い。
挫折しそうになったとき、「これはチャンスだ」と考えること。他の人にも厳しい山に登るのだから、登った後の景色は特別美しいと心得ること。
(実際登った後、人がいっぱいいたとしても、自分にとって難しいことをやり遂げた、という成功体験は次に活かせるはず)
実際、今までに「自分には厳しい」と思っていたことをやり遂げた経験があるから今頑張れるわけなので、そういう経験を積むのはいいことである。
まあ、そういうマインドセットが大事だよね。
 
とここまで来て。
 

時には挫折もOK。

人間、時間という資源は限られているので、引き際が肝心な時もあると思います。
実際、私は銀行を辞めたという経験があります。でも、そこからの方向転換は今の私を形作るのに非常に重要だったと思います。まあ、人間、結局自分を肯定できるように出来ているから、何をしていてもポジティブになるのは仕方ないっちゃ、仕方ないですね。
とりあえず、自分にとって何が大切なのか、人生における種々の優先順位をつけつつ、やっていくしかないのではないでしょうか。

 
とこんなところです。
 
そして、書きながら、私はまだ挫折するポイントではないと思いました。まだ、やれるだけのことをやってはいないし、タスクの細分化もできていない。そして、子育てや仕事といった他のことと両立しながらだから、多少ゆっくりでも進むことができる。
「今やっていることは無駄なんじゃないか」という懸念は大抵は、心配している事柄から生じるものではなく、「今やっていることから逃げたい」という気持ちから生じている。だから、まだ進むべきなんだと思います。
 
ということで頑張ります。
何でもいいから、何かトライしている人。頑張っていきましょう。
以上。