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D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

2016年12月のフラット35金利は上昇。トランプ相場で2017年はさらに上昇?

住宅ローン
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2016年12月のフラット35の金利は1.100%(21年以上35年以下、融資率9割以下)となり、先月より0.07%上昇しました。
10年固定は各社据置が多く見られたのですが、長期金利の上昇をうけて長期固定借り入れはじわりと上昇をみせています。

 

フラット35に至っては、戦略とか関係ないので、長期金利が上がれば上がります。
それでも低いですが。

 

とりあえずは過去最低を更新することはなさそう。

思い返せば、2016年7,8月。フラット35は長期固定ながら、1%を割り込む水準にまで下落。
そこで借りられた人は大変幸運だったといえるのですが、そこからは、日銀の政策も方向転換。そして、トランプ氏当選もあって、今後あの金利水準をみることは今後果たしてありうるのか。怪しいところです。
「過去最低で借りたい!」という人もいるかもしれませんが、過去最低を更新するような波はしばらくはなさそうと言っていいかと…。

 

2017年は金利上昇の年?

来年はトランプ氏が大統領に就任します。
現在も、トランプ氏への期待や不安が金利を押し上げていますが、来年も引き続き金利上昇となる可能性が高いです。
トランプ氏の経済政策が期待通りに働けば、資金がリスク性資産に向かい、良い金利上昇を。
逆にトランプ氏の財政支出による財政赤字拡大となれば、悪い金利上昇を。


日銀が日本の長期金利を目標どおり抑え込むことができれば、住宅ローン金利は今の水準あたりで続きますが、それも、アメリカの金利の上昇の勢いだったり、日米の外交も影響してくるところなので、なかなか読みづらくなってくるのではないでしょうか。

 


適用金利は借り入れ時の金利です。

注意が必要なのは、住宅ローンの適用金利は借り入れをする月の金利だということです。
だから、「今金利が低いので家を建てよう」と決めたとしても、金利は実際に家が出来上がって引き渡しのときの水準のものになります。
ただ、フラット35以外の住宅ローン商品では、一部金融機関(こちらだと四国ろうきんとか)では、借り入れ時の金利と実際に融資を受ける時点での金利のうち低い方を選ぶことができるところもあります。
金利の先高観があるときには、そういった金利を選択できるようなサービスを提供している金融機関を選ぶことで、将来の借入金利の上昇に備えることができるので、ぜひお近くの金融機関のサービスを検索してみることをおすすめします。

 

以上。


追記)一応。念押し。
フラット35はどこの金融機関でも融資実行月の金利が適用されます。
申し込み時の金利を選べる…というのは、その金融機関が独自提供している住宅ローン商品のみになります。