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D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

私が銀行で内定をもらった後、入行までに読んだ本たち。お薦め資格付

銀行
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忘れもしない9年前の初夏(くらいだったっけ?)、銀行から内定をもらった私は入行までにできる限り勉強をしようと誓ったのでした。
そもそも私は法学部。銀行ってなんか、数字が強い経済学部の人が多いイメージだったし、そうじゃなくても経済に強くないとヤバいかもしれんなあ、という薄い危機感のもと、何冊か本をピックアップ。ということで、ここでは、私が銀行に就職を決めてから実際に入るまでに読んだ本を紹介していきます。

 

経済の本。

マンキュー経済学 I ミクロ編(第3版)

マンキュー経済学 II マクロ編(第3版)

 

経済学部出身の奴に負けたくないと思いピックアップしたのはマンキュー経済学。
分厚くてビビるけれど、内容が丁寧なので逆に読みやすかった。
2冊ともサラッと読んだ程度。一応ね、経済の仕組みをザックリ知っておこうと思って。

 

金利計算の本。

定本・金利計算マニュアル―利回り感覚錬磨のための72章


理系や経済学部に行っていない人にありがちだと思うんだけど、大学時代一回も計算してなかった。
金利くらいは計算できた方がいいだろうと思って買った本。
実際にはパソコンとかシステムが計算してくれるんだけれど、考え方を学ぶ上でかなり有用。
ちなみに、所属の関係で一度金利計算をひたすらやる羽目になったことがあったけれど、その時にも知識は一応生きていたと思われる。

 

投資信託を売るうえで頭に入れておくといい本

ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理

 

この本に書かれていることくらいは頭に入れておくと、銀行に入ってから投信を売りやすい。
銀行も金利収入じゃなかなかやっていけないので、投信などのノルマも結構課される。銀行のお客さんはリスク性商品に慣れていない人が殆どだし、証券会社よりも小口の顧客層がターゲットになるので、結構しんどい。
こちらの本を読めば、インデックス投資が如何に有用かを雄弁に語ることができるようになる、はず。

 

銀行で小口の投信を買ったあと、お客さんは自分で勉強してネット証券へと移行してしまう。入り口を作ってやった銀行員にネット証券はもっと感謝すべきだと思う。

 

絶対要らなかった経済数学の本。

現代経済学の数学基礎〈上〉


久しぶりに数学をやりたくなってやり始めた本。
ぶっちゃけ絶対いらない。これやるくらいなら、FPやら簿記の勉強をした方がいい。

 

 

以上が銀行に就職が決まってから読んだ本です。
以下は、銀行に就職が決まる前に読んでいたけど入ってから役に立った本、銀行に入ってから勉強したけれどもっと早くやっとけばよかった本を紹介。

 

民法

法学部なので、しかもこっそりと司法試験を目指したこともあるので、かなり愛用。
司法試験用にはもっといい本もあるのですが、読みやすさとしてはこれが一番よろしいかと。

内田民法

民法 I [第3版] 総則・物権総論

 

民法かじっておくと契約書を読んだり、法律用語が必要な時にとても便利。
特殊状況でしたが、銀行が抵当権をめぐってお客さんとトラブったことがあり、そのときは過去の判例蓄積がかなり活きました。
必須ではないけれど、頭に入れておくと時々楽しい・・・かも。
あ、だから法学部出身で銀行入る人は意外と知識がいきるから楽しいよ~とだけ言っておこう。

 

 

簿記

スッキリわかる 日商簿記3級 第6版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)


20代半ばでやりました。
そんな難しいものでもないのですが、仕事しながら試験対策とかは結構めんどくさいのではないでしょうか。それなら学生時代やっておけば有利。2級まででいいでしょう。
銀行員やる分では、リテール(個人部門)の場合、簿記知識は不要です。企業向け融資をする場合には活用できるかなといったところ。田舎の地銀では女の子(笑)はリテールしかやらせてくれないことが多いので、役に立つ機会が少ないかもしれません。

 

ただ、簿記とか資格系は持っているだけで出世に必要な単位認定をしてくれる場合が多いので、持っておいて損はない。書ける資格は多いに越したことはない、というやつ。

 

 

FP

'15?'16年版 U-CANのFP技能士3級速習レッスン (ユーキャンの資格試験シリーズ)


こちらはリテールに直結び付くので銀行員全員にお薦め。
出世の単位認定にも使われることが多い。2級まで取っておこうね。
働きながらだと、ノルマに詰められ、資格に追われ、その上通信教育も・・・なんてことになると病んでしまうので、こちらも在学中に取ると楽できるでしょう。

 

 

大体こんなところでしょうか。
あとはしっかり日経新聞を読むこと。
生半可な本よりもかなり情報量は多いです。銀行員に日経新聞は必需品。地銀の場合は入ってから、そこの地元紙を購読した方がいいかもしれません。

 

銀行員は入ってからかなり勉強する羽目になります。
毎年2,3の通信教育をこなし、資格試験も年1のペースくらいで受けることに。
正直勉強嫌いな人や要領の悪い人のどちらかに該当した場合はかなりの高確率で病みます。
病んでいる人いっぱいいました。ま、勉強よりも人間関係で病む人の方が多いですけどね。

 

そんな感じで脅すようになって申し訳ないのですが、入ってから多少は楽をするためにも、ちょっとくらい勉強して入った方が良いかもしれません。

 

ちなみに先輩(上司)とかで「そんな資格とか勉強とかしなくていいんだよ」なんて甘言を吐く人もいますが、そういう言葉を信じたいあなたにこちらの記事をお薦めしておきます。→ポジショントークとはなにか。 - D'ac


以上。