英語が全くできなかった私が半年で日常会話とTOEIC600を実現した方法。学生時代ゼロ点取ったような人におすすめしたい勉強法。
ここでは、英語が全くできなかった私がどうやって半年で英語を日常会話レベル、かつTOEIC600点までもっていったかについてまとめておきたいと思う。
本当は3か月で、と言いたいところですが、私は半年かかったのでそのくらいは根性入れてやってください! 私より英語ができる人は半年より早くできるはず。
ちなみに私がどれだけ英語ができなかったかは、こちらに詳しく書いてあります。参考にどうぞ。
まあ、とにかく悲惨でした。
なぜ英語ができなかったのか一応考察してみた記事はこちら。
よくTOEICの勉強と英会話の勉強は別物とされますが、(ほぼゼロ点から)600点くらいだったら、大体勉強法は同じでいけます。私自身、TOEICと英会話を明確にわけて勉強していたわけではないです。
現在私はTOEIC850ありますが、600からそこに至るには、ある程度試験テクニックのようなものも追加したような、そんな感じです。
英語がある程度できる人には役に立たないかも。
では、いってみましょう!
1・発音をおさえる。
まずは、発音を勉強しました。英語できない人にありがちなのが、発音が全然理解できない、ということ。そして、プライドが高い人なんか特にそういう傾向にありがち。日本人がいると英語話せない、みたいな。私ですね。
発音は全部をおさえる必要はありません。多少の母音の発音ミスなんて文脈で分かってもらえるし、子音さえ押さえておけば、日本人からするとすごく英語ができる人にみえる。
母音というのはaiueoの音のこと。
子音というのは、それ以外。子音って多いやん! って思われるかもしれませんが、ほとんどの子音は日本語発音と変わらないのでご安心を。
RとLの違いや、BとVの発音の違いなどをおさえておこう。子音は、舌の位置などで出せるようになるので、母音より遥かに簡単です。
母音も一応一通り見ておくといいと思います。そんなに深刻にならずに。「ふーん。そうなんだ」くらいで。私は英語の発音が正しくなる本でチェックしました。中に出てくる単語も簡単なものが多いので一緒に覚える勢いで。
アルファベットチャンツは最近買った本なのですが、最初にあればよかったなと思うので紹介。本当は誰にも教えたくないかも。だから小文字で・・・。かなりいい。リズムに乗って発音を矯正できる。
2・簡単な文法書をやる。
私が買ってきたのは、ゼロからスタート英文法。
CDをipodに入れて、とりあえずUnitごとに聴く。分からなくても聴く。
で、なんとなく書き取れる単語を書く。それから初めてページを開く。
最初からページを開いてはいけません。というのは、英語ができない人は、つい単語をローマ字・カタカナで読みがち。最初に英語の文章を読むことでカタカナな先入観を持ってしまいます。先に耳から入ることで、カタカナを排除する必要があるのです。
ページを開いてみて、何が聞き取れていなかったのかをチェックしてみる。そのあと、文法を覚える。文法を勉強するというのは、つまり文の型を覚えるということ。文の型が多く頭に入っていればいるほど、応用が利く。後でも使える。この薄い文法書は丸暗記するつもりで取り組むこと。CDを聞きながら後について一緒に読み上げるのが効果的。
順番をまとめておきます。
2・開いて聞けていない部分をチェックする。
3・文法の決まりを読む。「ほうほう」って感じでOK。
4・CDを聞きながら後について口に出す。
1~3が終われば、あとはずっと4ばかりでも大丈夫。時々1~3も繰り返すことでより記憶に定着しやすくなる。
ここまでくれば、少しだけ英語の苦手意識も払拭され始めるはず。
さて、次にいってみよう。
3・もうちょっと難しい文法書にいく
私が用意したのは、Re-Start。まあ、そんなにすごくレベルが上がったわけではない。
こちらを先ほどと同じ手順でやってみる。
CDを聞いて書き取るところから。たぶん最初の文法書のときよりも、かなり聞き取れるはず。知っている単語も多い。文法書一冊目の勉強の効果を確認し、より記憶を定着させるのがここでの目的。
文法の決まりを読んでおく。以上。
4・単語帳はどうすればいいか。
英語を話すうえで外せないのが単語力。
もし、暗記力に自信があるのであれば、Duoのような単語帳をお薦めする。こちらも、最初は聞き取り・書き取りから始めるといい。和製英語・カタカナ英語に引きずられることを防ぐことができる。
私のように暗記が苦手な人は文章で覚えることをお薦めする。お薦めはz会の速読速聴英単語。
文章の中で覚えると効果的。今ままでのところで、簡単な文法書に出てくる単語は覚えているはずなので、とっかかりは大丈夫。早速CDを聞くところからやってみよう。
単語帳は徐々にレベルアップすることをおすすめ。CDつきなら、なんでもいいけれど私はこんな感じで。
速読速聴・英単語Daily → 速読速聴・英単語 Basic → 速読速聴・英単語 Core
ちなみにAdvancedやBusinessなども上位版であるので、より単語力強化におすすめ。
5・単語帳と並行して、やっておきたい発音・リスニング練習。
もちろん、単語帳のところで発音やリスニングも同時に鍛えることができるが、平行してラジオ英会話をお薦めしておきたい。
ストーリー仕立てなのでストレスなく勉強できる。その中でもおすすめなのか、Say it!コーナー。これはうまく英語を話したい! と考えている人は絶対に落とせない。
音の強弱やイントネーション、音の欠落など、英語の発音のエッセンスが沢山つまっている。
こんな感じ。
右にチラッといるのが遠山先生。まあ、遠山先生についていけば間違いないと思う。
聞いた後は、「一息5回言ってみよう!」と遠山先生に言われるので、必ずやってみること。
6・実際に使ってみる。
実際に使ってみる場としておすすめなのがこちら。
Lang8 http://lang-8.com/
Shared talk http://www.sharedtalk.com/
話すということは、頭の中で英作文をしているということと同じ。だから、書いてみるのも十分勉強になる。簡単な会話だったら書ける! という状態になってから会話に移行するのでも大丈夫。私はそうしました。
会話の場所としておすすめなのは、やっぱりオンライン英会話。フィリピン講師がどうなのか、という声もあるので、こちらも参考にしてもらいたい。
7・勉強方法まとめ。
以上読んでいただければお分かりになると思うのですが、私の勉強方法は文法・単語・リスニングをわけるものではなく、どれも総合的にやってみようというものです。これが一番コスパも要領もいい方法です。
分からない単語も聞き取れる音だけでいいから書き取る。そこから記憶が定着します。
英語を勉強するうえで一番の問題はモチベーション。これが続くかどうかというところだと思います。モチベーション維持のためには、例えば、オンライン英会話でイケメン・美女と話をする、とかでもいいですし、旅行に行く! とかでもいいでしょう。それ以外には、息抜きで洋画や洋楽に親しんでもいいでしょう。そのときに、やっぱり単語やリスニング力をアップさせるように取り組んでいきましょう。
8・TOEICを受ける場合。
さて、ここまではTOEICも英会話目的も同じような勉強をしてきました。ただTOEICを受ける人は追加でTOEIC公式問題集だけはやっておきましょう。試験形式を知らないと、やっぱり不利なので。
そのあとのTOEIC800以上を目指す話はまた別記事で紹介します。
9・おわりに
英語が苦手な人の気持ちは英語ができない人にしか分からないと思います。その意味では、私はこの記事を最後まで読んでくれたあなたの気持ちがすごーくよく分かります。もう何がなんやら・・ってところでしょう。でも、大丈夫です。私でもできるようになったので。絶対できるようになります。
英語は頭が良いか悪いかは全く関係ない科目です。どちらかというとスポーツ種目。聴いて口から出してをトレーニングする。そういった代物です。
日本人で日本で生活していて、義務教育では英語を勉強していたはずだけど、できないって人。
まあ、教え方が悪かっただけでしょう。独学の方が伸びます。大丈夫です。
ということで、ここがよくわからないんだけど等の質問・要望がありましたらいつでもどうぞ!