2015年7月の住宅ローン金利が出そろったよ! そろそろ借り時、借り換え時ラストチャンスになってくるかも?
2015年7月の住宅ローン金利が出そろったようです。
大手五行は軒並み引き上げ。
フラット35も引き上げられました。
以下10年固定の7月分金利。最優遇のもの。
三菱東京UFJ銀行 1.35%(前月比プラス0.1%)
三井住友銀行 1.35%(前月比プラス0.1%)
みずほ銀行 1.30%(前月比プラス0.05%)
りそな銀行 1.30%(前月比プラス0.05%)
三井住友信託銀行 0.95%(前月比プラス0.05%)
フラット35は返済期間35年以下(融資率9割以下)のもので、1.610%となり前月より0.07%上昇。20年以下(融資率9割以下)のものも、0.07%上昇の1.380%。
住宅ローンの固定金利は長期金利の動向に左右されます。
長期金利っていうのは、新発10年物国債利回りのこと。
この長期金利に、金融機関の運営コストやら、インフレ加減、貸し倒れのバッファーを足し合わせたものが住宅ローンの金利となります。(変動は別。)
最近は大体0.4%台で推移しています。ギリシャ危機で、多少動きが荒くなりましたが、今後はおそらく上昇方向に向かうと言っていいのではないでしょうか。なぜなら、今後、アメリカの利上げなんていう大きなイベントが待ち受けているからです。
原油安のため、伸び悩んでいたインフレ率も、最近の原油価格の反転を受けて、今後はじわじわとあがってくると期待されています。日銀の追加緩和も、このままインフレ率が上昇すれば、行われない公算が高いかも。
ということで、住宅購入を考えている人、もしくは借り換えを検討している人は、ちょっと検討し時かもしれません。
お薦めはフラット35で35年間固定してしまうこと。今後どんなに金利が上がっても痛くも痒くもありません! でも、まだまだ金利は下がるかも・・・なんて思っている人は、変動と固定のミックスにして、半分ずついいとこどりするというのはどうでしょうか。
本格的に金利上昇が始まってからでは、大きく損をしてもいけません。ということで、今のうちから、ちょっとずつ住宅ローン利用について考えておきましょう!
こんなのもお薦め。