ブラックリストに関して気をつけておきたいこと。 クレジットカードは持っていない方がいい??
やあやあやあ。どうもこんにちは。(特に意味のないテンション)
今回は、ブラックリストについてまとめておきます。
ブラックリストとは?
ちまたでは、「延滞をするとブラックリストに載る」なんて言われていたりしますが、正式にはこのブラックリスト、信用情報と言われます。その人の過去の借入歴、そして、返済経歴が一覧できるといったものです。
銀行などで新規の借入を起こす時にチェックされます。延滞や破産などの経緯があれば、審査はNG。融資否決となる、といった寸法です。
信用情報はどうやったら傷がつく?
様々です。
代表的なものが延滞。そして、破産。
クレジットカードなんかの延滞が多いですね。
延滞でありがちなのが、引き落とし日に口座にお金が入っていない、といったところでしょう。
ただ、一回だけの延滞で、かつその後の返済経過が良好であれば、審査結果もまあ良好ということも多いです。そういううっかりミスも一回くらいは見逃してくれるという・・・(全部の金融機関ではありません)。
あ、あと忘れがちなのが、携帯本体代金の分割支払い。
これね。一旦社会問題(?)になったから、知っている人も多いんじゃないでしょうか。でも知らない人のためにまとめておきます。携帯電話の本体の割賦代金の延滞は信用情報に記載されます。割賦払いなんで。クレジットカードは延滞しないけれど、携帯代金は延滞したことがある、という人は注意が必要です。
時々、「請求書が届いたら支払いに行っているのに!」って言う人がいます。もともと請求書払いにしていての請求書払いだったら大丈夫なんですが、もともと口座引き落としにしているのに請求書払いにしている場合、これはアウトです。だって、請求書が届く時点で口座引き落としができていないってことですからね。請求書が届いた時点で延滞しています。
借入歴がゼロの方がいい?
つまり、クレジットカードもゼロで、過去に借入がゼロの方がいいか? って時々訊かれます。
答えはNoです。
過去の借入がゼロなのは、別に大丈夫。でも、クレジットカードも持っていないと、「この人、過去に何かあったのかな?」って変に勘ぐられます。破産とかして、カードを持てなかったんじゃないだろうか、と。
クレジットカードや借入の存在は、その人が「(金銭的に!)信用に足る人物である」との証明のようなものです。変にまっさらな信用情報よりも、クレジット1枚くらいはあった方が無難でしょう。もちろん、若い子とかは仕方ないんですけどね。
ブラックリストに載ったら、どんな不具合がある?
まずは、新規借入が困難に。
住宅ローン、教育ローン、マイカーローン、その他もろもろ、とにかく借りられません。いざというときに困ることがあるかも。
あと、携帯本体の分割支払いもできません。購入時に一気に支払う必要があります。
あ、クレジットカードも持てません。まあ、それは、デビットカードとか、プリペイドカードとかもあるので何とかなるでしょう。
アメリカとかでは、信用情報(Credit history? Score?)が就職に影響するそうです。(詳しい人よろしく)金銭的な成績表が就職に影響する。日本でも、時々借金で首が回らない人の横領事件が起こったりするんだから、そういうの導入した方がいいような気がしますよね。学校の成績よりお金の成績の方が大事だよ。
実際に信用情報を取得できるかどうかはともかく、会社が「この会社で新規クレジットカードを作ってこい」とか言ったら、その人の信用情報に問題があるかどうか簡単にチェックできそうなもんだし。でも、いきなりこんなこと言われたら、変な会社って疑ってしまうそうではありますが。
ということで最後はいささか脱線気味にもなりましたが、信用情報(ブラックリスト)については以上のとおりです。
今から住宅ローンなどの借入申込みをしようとおもっていて信用情報に不安がある方や、審査に落とされて信用情報が気になるという方は、情報開示をしてみることをお薦めします。銀行では審査落ちの理由はおしえてくれません。そっと、「情報開示してみてはどうでしょうか?」って言われることはあっても。
時々、間違った情報が登録されることもあるらしいので、その場合は修正の請求ができます。てか、こんな大事な情報に間違った情報なんて載せられたら本当迷惑だよねえ。
ということで以上!
以下は、信用情報を取り扱っている機関です。開示請求はこちらからどうぞ!