ご報告:「静かなるドン」読み終わりました。
年末か年始だったか忙しくなるよ~と書いて以来、睡眠時間を削りつつ読みました静かなるドン。
やっぱり108冊はきつかったです。
子育てと仕事の合間を縫ってなんとか時間のやりくりをしているうちに月日は流れ、2歳7か月の娘も晴れて「静かなるドン」と言えるように。
ついでに「秋野さん」もわかるようになった模様。
「お母さん何してるの?」と尋ねる夫。
にっこりと「静かなるドン」と答える娘。
・・・なんか、ちょっと嫌な気持ちに・・・。
久々に紙ベースで漫画を大量に読むことによってデジタル断食ができた結果、最近はパソコン(スマホ)を見るのが苦痛で苦痛で・・・。
とまあ、そんな感じなので、ちょっとずつリハビリします。
静かなるドンの感想。(ネタばれあり)
ご存じのとおり(?)、仁侠マンガというよりはギャグマンガです。
昼間は堅気のパンティデザイナー。
夜はやくざ総長。
巻が進むごとに仁侠度が強くなり、ギャグ度が薄めになっていきます。
1~3巻あたりのテンションが108巻続くと思って買うと、ちょっとがっかりします。
パンティ度が薄くなっていって、結果としては、やくざのドンとして生きていくことを選択します。
バッドエンドではないけれど、ハッピーエンドでもない。
パンティデザイナーの生き方を選んでほしかった私としては、ちょっと不満が残ります。
流れ的には、仕方ないなあと思える展開ではあったのですが。
男女のことは当人しかわからないことがある。
何が言いたいかというと、秋野さんの良さが私にはよくわからなくって。
最初は可憐で可愛らしい女性だったのですが、だんだん偉そうになります。
愛されている自信がある故の傲慢さ・・・とでもいうのでしょうか。
物語の途中では、ドンを疑い敵になる・・・みたいなこともありました。
傲慢で自分を信じてくれない女性を愛せる・・・?
まあ、男女の仲は他人からはよくわからないことがあるもので、漫画も例にもれずかなと・・・。
全体的には面白かった。
とまあ、多少は不満はあるものの、全体的には大変面白かったです。
真面目なノリがあるがゆえにパンティが引き立つといいますか。
ということでもう一周くらいしてきます。
報告以上。
*パンティデザイナーと書いてありますが、実際には下着デザイナーです。
文庫版だと何巻まであるのかしら・・・。