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元銀行員。子育てられ中。

三菱東京UFJ銀行、10年固定で0.8%に! 地銀も続々引き下げ!

三井住友銀行に引き続いて三菱東京UFJ銀行も金利引き下げを発表しました。

三菱東京UFJ銀行の10年固定の住宅ローン金利は0.25%引き下げられ、0.8%。三井住友銀行が先日発表した10年固定金利は0.9%ですから、10年固定の住宅ローンの1%割れも珍しくない風景となってきました。

 

10年固定金利はどこまで下がるのでしょうか。ちなみに10年固定金利で最も低い金利を打ち出している三井住友信託銀行は2月から10年固定を0.7%に設定。こちらは更なる金利引き下げを検討しているとのこと。そして、地方銀行もメガバンクに負けじと低金利競争の波に乗るところが続出。静岡銀行が10年固定を0.85%に、そして、武蔵野銀行は10年固定を0.9%へと。まさかの地銀10年固定住宅ローン金利の1%割れ。

 

そもそも2月、3月は銀行による住宅ローン顧客獲得競争が激しい時期。そこにさらに日銀がマイナス金利導入という勝負を仕掛けてきたので、住宅ローン金利の大幅低下は避けられないといえるでしょう。

 

さてさて、10年固定の住宅ローン金利の1%割れは、利用者にとっては実り多きものになるでしょう。というのは、先日も当ブログで取り上げたとおり、1%割れ金利での住宅ローン利用は実質マイナス金利での利用が可能となるからです(住宅ローン減税によって、住宅ローン残高の1%が支払い済所得税・住民税から返還されるため)。金融機関にとっては消耗戦となってきましたが、更なる引き下げも期待できそうなところ。

 

借り換え、新規利用ともに、この低金利チャンスを有効活用したいところです。

 

金利まとめ。

10年固定住宅ローン金利。
東京三菱UFJ 0.8%
みずほ銀行  0.9%
三井住友銀行 0.9%
三井住友信託銀行 0.7%
静岡銀行   0.95%
武蔵野銀行  0.9% 

 

今後は変動金利の引き下げも気になるところです・・・。固定金利との幅もだいぶん縮小してきたところですし。
が、保証料、団信保険料もろもろ織り込んだ水準で0.5%台の壁を突破するかどうかは、ちょっと懐疑的といいますか、ってか、銀行の経営大丈夫かな・・・なんて心配になるのですが、今後の動向は注意深く見守りたいところです。

 

以上。 

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