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D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

クレヒスがなくても大丈夫?チルドさんでも大丈夫な融資方法が世界にはあるみたい。

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今日、いつも購読しているブログでこのような記事が上がっていました。

cild.hatenablog.com

チルドさん。

 

チルドさんはクレヒスが真っ白。だから、家を借りるのに余計な手続きが必要だったとのこと。
彼は、クレジットカードを持ったことがなく、そして、当然のことながら、ローンを組んだこともないとのこと。そのため、社会的な信用の尺度として使われるクレヒスが真っ白だったらしいです。
*クレヒス・・・クレジットヒストリー。お金を借りることで残る個人の借入の記録です。
一般的には信用情報と言われ、金融機関の間で共有されます。返済が焦げ付いたときにもその記録が残るため、巷ではブラックリストと呼ばれることも。

 

普通に考えれば、無借金っていいことのように思えますが、このクレヒス、真っ白だと不利なんですね。
だって、今まで借りたことがない。だから返したこともない。だから、金融機関としては「この人、貸して本当に返ってくるかな? 過去の傾向がわからないぞ?」ということになる。
また、カードを一枚も持っていないということは、過去に何かカードを作れない事情があるのではないか? と勘繰られることにもなりかねないからです。(自己破産など)
実際、銀行融資の現場では、借り入れ実績がない(クレヒスが真っ白)と、住宅ローンなどの審査の心証が悪くなります。

 

さてさて、このクレヒス。日本ではその人の金銭的な信用度を測る物差しとなっていますが、アメリカでは就職などにも影響するようです。お金における信用度がその人そのものの信用度に繋がる。ま、合理的なようにも聞こえますね。

 

ところが、当然ながら、クレヒスなるものが浸透していない地域が世界にはたくさんあります。
新興国など。資金需要があるにも関わらず、クレジットヒストリーはない。
そんな人たちにお金を貸すために、新しい手法が導入されているようです。
では、クレヒスがない人の金銭的な信用を図る基準を一つずつみていきましょう。

 

・電話をかける回数よりもかかってくる回数が多い人の方が信用度が高い。
・携帯の登録人数が多い方が信用度が高い。
・携帯のバッテリーが低下したまま放置している人は信用度が低い。
・借り入れの目的を簡潔に説明できる人の方が信用度は高い。

 

他にも金融の基礎知識をマスターするためのゲームやテストなどを借り入れの際には受ける・・・なんて仕組みもあるようです。

クレヒスがない人でも借りられる・・・というのは画期的ですね。
新興国の個人の資金需要を一気に開拓できる手法として注目を集めています。

どうでしょうか。借りられそうですか?
とはいっても、日本に導入予定はありません。
すいません・・・。
ちなみに私は、この新手法だと借りられなさそうだな~と夫と話をしながら、ちょっとだけ悲しくなってしまったのです。

 

以上。