D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

2016年のフラット35金利も2月が最低となるか? 長期金利最低の0.190%をつける。

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昨年1月にも「長期金利が過去最低更新!」と言っていたのですが、今年2016年1月。再度やってきました長期金利最低更新。年明けから続くリスクオフの流れに乗り、資金が国債に流入。長期金利は0.190%となりました。

 
そのあとは、利益確定売りに押されて、金利はやや上昇傾向にあるものの、今年も引き続き低金利が続くとの声が大勢を占めます。

 

というわけで2015年の復習をしてみると、長期金利が過去最低となった2月の金利が一番低くなっているわけですね。その数字なんと1.37%(フラット35借入期間21年~35年物)。全期間固定で1.37%ですから、どれだけ低いかお分かりになられるかと思います。
とは言っても、2016年1月現時点でのフラット金利も1.54%とだいぶ低い水準。
2013年には、2%台の月もあったことを考えると隔世の感があります。

 

ちなみに昨年2015年はフラット35は2月に最低金利をつけたあと、3,4月は続けて金利上昇。その後の金利上昇懸念の強まりからか、民間住宅ローン利用者の40%以上が全期間固定金利を選択しました。
今年も同じような動きになることが予測されるのではないでしょうか。

 

2月は借り換えのチャンス?

今年も2月が借り換えのチャンスになるかもしれません。
「十分に低い水準で長期固定を利用したい」という人や、「去年一番低いところで借りたかったけれど、逃してしまって、今は変動を利用している」という人はここから数か月の金利の動きから目が離せません。

 

住宅ローン金利は長期金利に連動して決まる。

長期固定の住宅ローン金利は長期金利、10年国債利回りの水準で決定されます。
新聞の左下に載っているアレですね。
10年国債利回りは10年国債の需給で決定されます。
つまり、国債を欲しい人が増えれば増えるほど利回りが下がるということです。
今年は年明けからリスクオフ(リスクの高い資産である株式からリスクの低い債券への資金流入の動き)が活発になっています。そのため、長期金利が低下傾向にあるというわけです。

また国債の需要は日銀の追加緩和動向にも大きく影響を受けます。
今年の追加緩和は春先とも、参院選前とも言われますが、そのあたりでも再度長期金利が低下し、住宅ローン金利が低下するということが予測されます。

 

見極めと思い切りが重要。

「より低い金利で」と考える気持ちもわかりますが、昨年の過去最低のフラット金利が1.37%。現時点で1.54%と考えると、そんなに大きく幅があるわけではありません。
また、今月1.54%であることを考えても、来月に1.37%まで下げることは想定しにくいでしょう。
大体許容できるラインで長期固定しておくのも戦略としては有効でしょう。
今年はまだまだ低金利が優勢と踏むのであれば、今年はとりあえず変動で借り入れをおこなって長期固定は様子をみるというのも一つの手かもしれません。

 

以上。