子どもの叱り方と怒り方。怒りっぽくって落ち込んでいるお母さんに。
2歳1か月の娘が昨日初めて、本気でマジ顔で「ゴメン」と言いました!!
ということで、子どもの叱り方、真剣さが伝わる方法をここに書き記しておきたいと思います。娘の成長への感動と共に。
それは、夕飯が終わり二人で読書タイムに入っていたときだった。
一日の喧騒が終わり、至福の一時。娘のことが掛け値なしに愛おしいと思える瞬間。事件は起こった。
ベリ。ベリベリベリ!!
え? そ、それは・・・。
そう、それは私が大切に大切にしてるムーミンの図鑑。結構高い。
まあ、絶版とかじゃないし、まだ買えるんだけど、それでも、それでもショックは大きかった。
もはや言葉らしい言葉は出なかった。
「あこあghりhがkljほあいrgjlgひhじゃぁ」
言葉にならない奇声を発し、ぷちこんぶはうな垂れた。
怒る気力はない。とりあえず、破れたページを丁寧に伸ばし、テープでどう修復したらいいか考える。
永久保存で買いなおすか。諦めるか。
すると、その時、娘が「ゴメン」と。神妙な面持ちで言った。
今まで、眼球かかと落としを食らわせても、顔をひっかいても、腕にかみついても、ニヤニヤ笑いながら「ごっめん!!」なんて言っていた娘からは信じられない反応だった。
そうか。そうだったのか。今まで私は娘を叱っても、本気度が足りなかったのだ。
顔面張り手をされても、なんとなく楽しそうにしていたら、「ま、いっか。」なんて心の奥底では思っていた。そういう私の気持ちを娘に見透かされていたのだ。
子どもから本気の謝罪を引き出す方法。それは、やっぱり、本気で当たることなんだと気づく。
こっちが本気で向き合えば、子どもも本気で答えてくれる。怒ったフリをしたところで、それは通用しないのだ。ちなみに私は怒りが悲しみに変わるタイプです。鬱になっちゃう。
とまあ、そんな気付きを得た昨日でしたが、叱り方のコツみたいなのでよく言われるのが、「感情的にならないこと」なんですよね。
怒るのと叱るのは違う。感情に任せるのが怒りで、諭すのが叱るということだ、的な。
でもさ、親だって人間だもの。怒りたいときは怒っていいと思うのよ。
うちの親なんて、いっつも感情に任せて怒り狂ってたけどね。
だから、「いつも怒ってばかりで・・・」って思っているお母さんがいたら、反省している分いいと思います。親が怒りっぽかったら、空気読むいい子に育ちます。てか、なんとかなるなる。
ちなみに破かれた本はコレ。
フィンランド語の勉強もできるよ!
あー。やっぱり買おうかな・・・。保存版で・・・。でも高いんだよねえ・・・。
モイ!