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D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

住宅ローン金利が最低水準! ちょっと前に借りて悔しい人をしている人に贈る言葉

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住宅ローン金利、4月はやや上向きに修正した銀行が多いようですが、それでもかなりの低水準。フラット35にいたっては、過去最低を2か月連続更新。今月の長期金利動向次第ではまだ下がる余地を残しているのではないでしょうか。

 

そんな中、3%以上で借りているような人は既に借り換えを済ませているか、今借り換えをしている最中にあるのかもしれません。けれど、過去に1.7%とか借り換えメリットが出るかどうか微妙なラインで借りた人におかれましては、金利のニュースを聞くたびに「言うな・・・。何も言うんじゃない・・・。」と悔しい思いをされていることかと思われます。

そんな人たち(私を含め(涙))の気持ちを軽くするためにいくつかお話ができたらいいな、と思います。

新規の住宅ローン借り入れは狙ったタイミングですることは不可能。

住宅ローン金利は融資実行月の金利になります。つまり、「今(4月)金利安いから家が欲しいんだよ!」って思っても、家が出来上がるのが10月だった場合、適用金利は10月のものになります。中古住宅など、申し込み月と融資実行月にズレが生じない場合には、申し込み月の金利を利用することも可能ですが、それでも判断は難しいでしょう。

「先月と比べて今月は上がったから今のうちに、と思って借りたら下がった」とか、「今月も下がったから来月も下がるかと思って引き延ばしたら上がってしまった・・・。」とか。なかなか決められないのが人間の性です。

金融機関によっては、申し込み月の金利と実行月の金利のうち低い方を選択できるところもあります。金利変動が不安な人はそういったオプションのある金融機関を選択するのも一つの手となるのではないでしょうか。

それはそうと、そんなこんなでベストな時期に住宅ローンを組むことができる人など稀というわけなのです。


金利は下がっても住宅価格は上昇しているかもしれない。

まったく同じ物件で比較はできないので、なんとも言えないのですが、建築費、人件費、地価、もろもろ価格が上昇基調にあります。

金利が下がったことで不動産投資が活性化して、不動産価格は上昇。そのため、建築費なども上昇しているとのことです。

金利が下がっても、物件そのものの価格が上昇すれば、メリットは相殺されます。


返済年齢を考えると早い方がいい。個人のライフプランが大事。

家を買うというのは、金利以外の多くの要素が絡んできます。
もう家を購入して、返済を始めているのであれば、それがベストなタイミングだったということでしょう。
それに、今のタイミングで狙ったところに家を構えられたかどうかはわかりません。

また、今の時点まで家の購入をしていなかった場合には、その分よそで家賃が発生していたはずです。そのぶんを住宅ローン返済に充てられただけよしとしませんか。



金利がちょっとでも下がると「ああ、もっと低い金利で借りたかった」と考えるのが人の常です。
でも、こればっかりはどうしようもないんですよね。
金利下落リスクに備えたかったのであれば、変動を選ぶべきだったのです。
下落方面のメリットを手放す代わりに、上昇面のリスクを避けた。それはそれで一つの知見です。

固定金利を選んだ人は、「将来の返済額の変動リスクを避けた」ということなので、もうあまり気にせず、家賃を払うがごとく、債務額を圧縮していくようにしましょう。
とは言っても、現在の借入金利から1%以上の差が出てきた場合には借り換えも視野に入れるべきなので、そのときはしっかり検討する必要があります。

以上です。