D'ac

元銀行員。現在:写真撮影・加工。金融ライター・翻訳。子育てられ中。

投資初心者のネット証券口座の選び方。証券会社選びより優先したいこととは?

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「投資初心者はどうやってネット証券を選べばいい?」という質問をいただきましたので、回答していきたいと思います。

 

投資初心者のネット証券口座の選び方。

ネットで初心者におすすめのネット証券口座を調べると、大体SBI証券が一位です。
SBI証券、いいと思いますよ。でも、あの手のランキングは大人の事情で決定されているので、ちょっと違う角度からお薦め証券会社を検討していきましょう。

 

 

証券会社選びより先にすべきこと。

「投資をしよう!」と思い立ったら、すぐにでも証券口座を開設したいという気持ちが沸き起こるのではないでしょうか。それでも、もちろんいいと思います。思い当たる全ての証券口座を開設して使ってみて検討するのでもいいでしょう。「そんな手間は嫌だ」そういう人は、証券会社選びより先にすべきことがあります。

 

 

先に自分のポートフォリオを決定しよう。

ポートフォリオ、または投資方針ですね。
預金、国内株式・債券、海外株式・債券、現物資産(金など)。
これらにどれだけ投資するかを決定していきます。

 

例えば、
「預金50%、国内債券15%、海外債券15%、国内株式10%、海外株式10%」
といった感じに、です。
これは例示なので、もっとリスクをとってもいいですし、もっと保守的にやるのでもいいでしょう。

 

こういった投資方針が今後どうやって資産形成をしていくかの柱になってきます。

 

 

実際に証券会社のサイトを見てみよう。

どこに投資するかが決まれば、次は証券会社のサイトを見てみましょう。
どこでもいいです。SBIでもマネックスでも、カブドットコムでも。(とりあえず全部開設済み)
そのページの「投信」といった項目をクリックします。

 

次に検索するところが出てきますので、そこで「国内株式」、「国内債券」・・・というふうに検索しましょう。もしくは条件検索などで、購入希望の属性を入力していきましょう。
すると該当する商品の一覧がでてきます。

 

その中で投資したい対象のもの。つまり、日経平均に投資したい場合には、日経225もしくはTOPIXに連動した投資信託を選びます。そして「申込手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」をみて、どの商品がいいかの目星をつけましょう。

 

 

投資対象の商品が決定したら、違う証券会社のサイトをチェック。

「申込手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」は投信を購入し、保有する上での「コスト」です。
同じ商品であれば、この3点が低いものを選ぶのが鉄則。
ということで、商品を決定した後は、他の証券会社と比較していきましょう。

 

 

証券会社の選び方については以上です。

 

 


以下は、ちょっとした例示のようなものです。
良かったら参考にしてください。

 

具体的にどのような商品を選ぶかをみていきます。
預金・・・ネット専業銀行 SBI銀行定期0.2%に預ける。(ネット地銀でも可)

国内債券・・・変動利付国債(もう耳タコかもしれませんが赦してください。)

海外債券・・・アメリカの国債・社債などを含むもの。(i シェア―ズ・コア米国総合債券市場)

国内株式・・・225連動もの(ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド)

海外株式・・・ニッセイ外国株式インデックスファンド(投信)、バンガード トータル ワールド ストックETFなど。

 

まずは、海外債券ものである 「i シェア―ズ・コア米国総合債券市場」から。
こちらは海外のETFになるので取扱い証券会社が限られています。
私の開設している証券会社でいくと、マネックスとSBIには取扱いがありますが、カブドットコムにはありません。ということで、まずカブドットコムはここで脱落。

 

「ニッセイ日経225インデックスファンド」と「ニッセイ外国株式インデックスファンド」においては、双方とも、SBIとマネックスでの手数料が同じなので、この3点を買い付けるにあたっては、SBIとマネックスのどちらを選んでもいい。そういう結論になります。

 

こんな感じで、まずは欲しい商品の取扱いがあるかをチェック。その上で、手数料が低い証券会社を選択していくこととなります。

 

 

これはあくまで例です。
逆にカブドットコムが一番お得に購入できる商品もあるはずです! 
また、今回は投資初心者向けということで、「投資信託かETFしか買わないでしょ?」という決め付けのもと行っていますので、株の売買手数料などについては度外視しています。株の買い付けだったら、松井証券が一番いいって噂は聞くけれど・・・。

 

ということで以上です。お役に立つといいのですが。

 

 

追記。
文中では、ポートフォリオを
「預金50%、国内債券15%、海外債券15%、国内株式10%、海外株式10%」
としました。
これを保守的とみるかリスクをとっているとみるかは、人によって違うかもしれません。

 

ちなみに、「国内預金40%、日本株30%、日本債券30%」だったらどうでしょうか。
これは実はだいぶリスキーな投資配分です。
だって、日本の資産しか持っていない、ってことですからね。でも、こんなのが許されるのは日本ならではでしょう。「自国資産を持っていれば安心」なんていい国で暮らしているものです。
ま、いつまで続くかは分かりませんが、ね。