D'ac

元銀行員。子育てられ中。

銀行でも株の購入が? メガバンクが郵政3社株の販売を始めるよ。

みずほ、三菱UFJ、三井住友銀行の3行が、銀行窓口での郵政株販売を始めるそうです。

 


厳密に言うと、みずほと三菱UFJが個別株として窓販、三井住友銀行はグループの証券会社を紹介する、というスタイル。

注目度が高い郵政株の上場に併せて、証券部門と銀行部門の連携を強化する試みのようです。

 

私の現状認識としては、「IPOは期待できるけど、そのあとの配当って本当に大丈夫かしら?」なんて感じだったのですが、大手銀行の現状認識では、「郵政・かんぽ・ゆうちょは知名度が高いし、配当も期待できるから、個人投資家を取り込むにはいい機会だぞ・・・。ぐふふ。」といった感じのようです。
本当かしら?

 

ちなみに三井住友信託銀行では郵政・かんぽ・ゆうちょの3社で運用する投資信託を販売すると先日発表があったばかり。「株を買うほどの資金はないけれど、配当収益には興味があるわ」という方は、こちらの郵政3社を組み込んだ投資信託を購入するというのもいいかもしれません。1万円から購入できます。ま、とりあえず、手数料がどのくらいかかるのか気になるところではありますが。

 

NISAやらDCやら、銀行がリスク性の高い商品を扱う傾向は年々高まるばかり。ここにきて個別株も扱うようになるとは、大丈夫かな? といささか不安になります。そんなリスク性の高い商品をきちんと販売するスキルがあるのかしら。適当なこと言って売ると問題になるばかりではありません。退職金が入った人に多額の投信を勧めるなんて悪どい金融機関職員もいるわけで。

 

しかし、実店舗型の証券会社はある程度多額の金融資産を持った層にしかアクセスしませんし、ネット証券はある程度金融リテラシーが高い人でないとアクセスできないとなれば、それ以外の取り残される層にアプローチできるのは銀行しかないのかもしれません。

 

証券会社に行って、金融資産300万円以下に○をすると、ネット証券勧められるもんね(-_-;)
「こっちの手数料が安いですよ~」とか言って。どうせお金持ちには実店舗型のラップ口座でも勧めるんだろ? って多少腐りながらも、別にネットでいいんだけどね。

 

さてさて、脱線気味になりましたが、大手銀行でも郵政株を扱うとあって、郵政株人気はますます過熱するのではないでしょうか? IPOに申込みたいという人は、口座開設も1、2週間はかかることですし、そろそろ口座開設などのアクションを起こしたいところです。

 

私は、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、野村證券に新規開設をしました。
IPO結果にもよるし、あとは色々比べてみてメインの証券会社を選びたいところです(昔買った投信が塩漬けになっている証券会社はもう放置するということで・・・。)。

 

以上です!