D'ac

元銀行員。子育てられ中。

ヒストリエが面白すぎる!

寄生獣が好きで好きで、家にあるマンガを2タイトルだけ残して断捨離しなさいって言われたら、スラダンとセットで残したい。そのくらい寄生獣が好き。

 

寄生獣(1)

 

というわけで、ずっと気になっていたんですよね。ヒストリエ。

 

で、ついに買ってしまいました!
既刊分全部。って言っても9巻まで。

ヒストリエ(1)

これが面白い! 歴史モノ好きな人ならもれなく楽しめると思うので、ぜひ手に取ってみてください。

 

後は思うことを徒然と・・・。 

 

絵について。

寄生獣のころから変わらないクオリティ。
長い間連載を続けていると絵って良くも悪くも変わっていく作家さんが多い中、この方の絵は安定しています。安心して読めます。

 

ま、ページを開いて結構すぐに夫が「あ、新一と後藤だ」なんて言ってましたが。
新一=寄生獣の主人公。後藤=寄生獣のラスボス?

 

グロさ。

寄生獣も沢山人が死にます。ヒストリエも多少グロい表現はある。
なんというか、そういう描写が苦手な人は避けた方がいいかも。

 

ただ、最近ありがちな感じで「人の死体を転がしておけば人の関心を買える」ようなマンガではなく、哲学がある。 ・・・と私は思います。
だから、これはOKライン。読める。

 

ストーリー。

ま、読んでみてください(笑)。
歴史好きな人なら大丈夫。私は歴史上の人物が登場するだけで勝手に盛り上がれるくらいハードルが低い人なんで、かなり楽しんでいます。

 

主人公はエウメネス。ね? なんか聞いたことある名前っしょ?
アレクサンドロス大王とかの方がピンとくるかも。

 

まあ、私が一番テンションあがるのはアリストテレスなんですけどね。
アリストテレスは私の師です。とか言って「ギリシャ語で読まねばならぬ」とか変な意地を張って結局まだ読めてない・・・。
とりあえず、その道の専門家には「せめて英語で読みなさい」と言われているのですが・・・。日本語だと定義が怪しいらしい。*1

ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)

とりあえずニコマコス倫理学から入って政治学を読むといいとのこと。ニコマコス倫理学は政治学をまとめる上での定義書のようなものなので。

物語でどこまで重要な役割を担うのか今後不明ですが。

 

アリストテレスの宣伝をしているのか、ヒストリエの宣伝をしているのか、よくわかんなくなってきましたが、とにかく文句なしに面白いので、ぜひぜひ手に取ってみてください!

 

あと私が好きな最近のマンガと言えば、チェーザレかなあ。

チェーザレ 破壊の創造者(1)


この漫画も歴史モノ。
早く次巻が出て欲しい・・・。

 


こっちは、絵がかなり美しいのですが、グロ表現が私の許容範囲を超えたので、もう読んでいません・・・。

イノサン 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)


途中までは面白かった。

 

ということで以上です!

 

*1:日本語でもいいの出ているそうですね! 時間ができて読めたらレビューします!