中国のバブル崩壊で住宅ローン金利はどうなるの?
「中国のバブル崩壊で住宅ローン金利はどうなるの?」と訊かれたので、一応の回答を出しておこうと思います。
中国のバブル崩壊についてはこちらの記事を参考にしてください。
中国の市場参加者は8割がたが個人投資家。だから、今回の株価暴落で直接的な被害をこうむったのも個人投資家。だから、今すぐに日本の債券市場に中国株価暴落が波及するものではないと思われます。
ただ、中国の株式市場暴落は、逆資産効果により、消費者の消費意欲の減退、ひいては世界経済に影響が及んでくることは間違いないでしょう。
このあたり、今後中国政府が中国の株式相場をどのように下支えするかの対策次第、その対策を国民が信じ受け止めるか次第ということができます。
まあ、ぶっちゃけ住宅ローン金利がどうなるかなんてわかりませんwww
でも、一応考え方の指針を。
パターン1・中国バブル崩壊→日本の安全資産が買われる→金利が下がる→住宅ローン金利は下がる。
パターン2・中国バブル崩壊→日本の景気も一緒に減速→インフレ率低迷→日銀の追加金融緩和→金利が下がる→住宅ローン金利は下がる。
パターン3・中国バブル崩壊→日本の不動産とかに突っ込まれていた資金が逆流→日本の景気減速→住宅ローン金利下がる。
パターン4・中国バブル崩壊→アメリカの利上げが行われなくなる→日本の金利は上がらない→住宅ローン金利そのまま。
パターン5・中国持ち直し→アメリカの利上げ→日本も金利上昇→住宅ローン金利上がる。
うーん、こんな感じなのかなあ。中国のバブルが崩壊した方が住宅ローン金利にはよさそうな、そんな感じ。もちろん、それ以外の不測の事態が発生する可能性は十分あります。ギリシャ問題もあるしね。
個人の見解です。そんなところなのね、くらいで読んでください。
ちなみにここらへんの記事もどうぞ。